上田勇 (公明党)

2026年7月6日・第221回国会 参議院 決算委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 186 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 221 発言)

公明党の上田勇です。

令和六年度決算、内閣に対する警告及び措置要求、国有財産関係二件について、いずれも賛成の立場から討論を行います。

令和六年度予算については、公明党は、その編成にも携わり、賛成をしてきた経緯があります。当委員会でも取り上げられたように、執行面での課題はあるものの、全体として賛成することといたしました。

ここで一言申し上げますが、今の国会運営は異常と言わざるを得ません。野党が一致して要求してきた予算委員会集中質疑や党首討論の開催に対して、与党はなかなか応じようとせず、今日になってようやく前向きな動きが出たところであります。令和八年度予算及び補正予算は、野党が充実審議を求めてきたにもかかわらず、異常なほど短時間で終了いたしました。政府・与党が経済や外交などの政策論議に真摯に対応しようとする姿勢に欠けていることは、国会軽視も甚だしく、極めて遺憾であります。

今日、食料品など価格高騰が家計に大きな打撃を及ぼしています。また、燃料、ナフサ由来製品の急騰や品不足で、中小事業者等にも深刻な影響が生じています。今、国民に期待されているのは、こうした国民の暮らしと仕事に直結した課題について、十分な議論を尽くして、早急に対策を実施することです。残念ながら、内閣には、国民の生活を重視する意思が全く感じられません。

また、経済の好循環を実現をするためには、賃上げの継続が何よりも重要であります。そうした中で、最低賃金に関する現在の目標の確実な達成が必要と考えます。政府はこの目標を先延ばしすることも検討されていると聞きますが、現行の目標を堅持するべきだと考えております。

こうした様々な政策テーマについて、国会における真摯な政策論議に誠意を持って対応することを強く求めるものであります。

令和六年度決算等につきましては、当委員会で省庁別の審査を含め充実した審議が行われました。

政府の予算執行について、不正、不適切な支出など、委員から様々な指摘があり、そのうち重要な事項について警告、措置要求の決議案として取りまとめられました。また、これまで当委員会でしばしば指摘されてきた多額の不用額の発生、国債発行額の更なる抑制、基金等の適正化など、改善すべき点は多いことも明らかになりました。決算を重視する参議院として、その役割を果たすことができたと考えております。

政府におかれましては、当委員会での審議内容を重く受け止め、より一層適正、効率的な予算執行に努めることをお願いをし、討論といたします。

以上です。

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