立憲民主・無所属の吉田忠智です。
私は、会派を代表し、令和六年度決算並びに国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認並びに内閣に対する警告決議案及び措置要求決議案に賛成の立場から討論いたします。
我が国の財政は依然として厳しい状況にあり、歳出全体で効率化を図らなければならないことは言うまでもありません。
しかしながら、例えば五年間で総額四十三兆円を確保することとされた防衛費については、令和六年度において、不用額が一千百六十四億円に上り、翌年度への繰越額と合わせると一兆円を超えるなど、およそ効率的とは言い難い支出がなされております。
また、予備費と基金の濫用も看過し難いものがあります。コロナ禍で予備費が肥大化して以降、巨額の予備費を設けることが常態化していますが、令和六年度においても、いまだ正常化されたとは言い難い規模となっています。基金についても、令和六年度末時点で残高が十七兆六千四百八十四億円にも上っており、令和元年度末時点と比較すると、実に七倍以上の規模に膨れ上がっています。
我々が度々主張してきたように、当面使用の見通しが立たない積み過ぎ基金は国庫に返納し、物価高対策など、今必要とされる施策の財源に充てるべきです。
以上の認識に基づき、令和六年度決算並びに国有財産増減及び現在額総計算書については、是認に反対いたします。
なお、国有財産無償貸付状況総計算書につきましては、地方自治体が、公園、緑地、ごみ処理施設、墓地など、公共性の高い用途に国有財産を使用する場合に国が無償で貸し付けているものであり、必要性が認められることから、是認に賛成いたします。
また、内閣に対する警告決議案及び措置要求決議案につきましては、今般の決算審議の結果を今後の政府の予算編成、執行に反映させる上で重要な意義を有するものであることから、賛成いたします。
近年の歳出の肥大化に伴って、決算の参議院が果たすべき役割はますます大きくなっているものと認識しております。引き続き、予算の適正化、正常化に向けて全力を尽くしていくことをお誓い申し上げ、私の討論といたします。
182
西田昌司(自民)
他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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183
西田昌司(自民)
御異議ないと認めます。
速記を止めてください。
〔速記中止〕
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184
西田昌司(自民)
速記を起こしてください。
これより討論に入ります。
各会派の討論に先立ち、御報告いたします。
令和六年度決算についての内閣に対する警告及び令和六年度決算審査措置要求決議案については、理事会において協議の結果、お手元に配付の案文とすることに意見が一致いたしました。
それでは、警告の案文を朗読いたします。
内閣に対し、次のとおり警告する。
内閣は、適切な措置を講じ、その結果を本院に報告すべきである。
1 内閣府等八府省庁が株式会社ジェイアール東日本企画に委託等を行った事業において、同社が社員に虚偽の業務日誌を作成させ、実際には業務に全く従事して…
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- (上の発言)
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吉田忠智(立憲)
立憲民主・無所属の吉田忠智です。
私は、会派を代表し、令和六年度決算並びに国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認並びに内閣に対する警告決議案及び措置要求決議案に賛成の立場から討論いたします。
我が国の財政は依然として厳しい状況にあり、歳出全体で効率化を図らなければならないことは言うまでもありません。
しかしながら、例えば五年間で総額四十三兆円を確保することとされた防衛費については、令和六年度において、不用額が一千百六十四億円に上り、翌年度への繰越額と合わせると一兆円を超えるなど、およそ効率的とは言い難い支出がなされております。
また、予備費と基金の濫用も看過し難いものがあります。コロナ禍で予備費が肥大化して以降、巨額の予備費を設けることが常態化していますが、令和六年度においても、いまだ正常化されたとは言い難い規模となっています。基金についても、令和六年度末時点で残高が十七兆六千四百八十四億円にも上っており、令和元年度末時点と比較すると、実に七倍以上の規模に膨れ上がっています。
我々が度々主張してきたように、当面使用の見通しが立たない積み過ぎ基金は国庫に返納し、物価高対策など、今必要とされる施策の財源に充てるべきです。
以上の認識に基づき、令和六年度決算並びに国有財産増減及び現在額総計算書については、是認に反対いたします。
なお、国有財産無償貸付状況総計算書につきましては、地方自治体が、公園、緑地、ごみ処理施設、墓地など、公共性の高い用途に国有財産を使用する場合に国が無償で貸し付けているものであり、必要性が認められることから、是認に賛成いたします。
また、内閣に対する警告決議案及び措置要求決議案につきましては、今般の決算審議の結果を今後の政府の予算編成、執行に反映させる上で重要な意義を有するものであることから、賛成いたします。
近年の歳出の肥大化に伴って、決算の参議院が果たすべき役割はますます大きくなっているものと認識しております。引き続き、予算の適正化、正常化に向けて全力を尽くしていくことをお誓い申し上げ、私の討論といたします。
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上田勇(公明)
公明党の上田勇です。
令和六年度決算、内閣に対する警告及び措置要求、国有財産関係二件について、いずれも賛成の立場から討論を行います。
令和六年度予算については、公明党は、その編成にも携わり、賛成をしてきた経緯があります。当委員会でも取り上げられたように、執行面での課題はあるものの、全体として賛成することといたしました。
ここで一言申し上げますが、今の国会運営は異常と言わざるを得ません。野党が一致して要求してきた予算委員会集中質疑や党首討論の開催に対して、与党はなかなか応じようとせず、今日になってようやく前向きな動きが出たところであります。令和八年度…
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187
奥村祥大(国民)
国民民主党・新緑風会の奥村祥大です。
私は、会派を代表し、令和六年度決算案外二件に反対、内閣への警告決議案に賛成の立場から討論いたします。
以下、三つの観点から、決算案への反対理由を申し述べます。
第一に、手取りを増やす観点です。
二〇二四年の春闘賃上げ率は三十三年ぶりに五%を超えましたが、中小組合では四・四五%にとどまり、実質賃金は前年比〇・二%減と三年連続のマイナスでした。一方、税収は七十五・二兆円と五年連続で過去最高を更新し、物価上昇に伴う消費税収の増加や、言わばインフレによる自動増税により国民の生活が苦しくなる中で、国だけが独り勝ちの状況…
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188
山中泉(参政)
参政党の山中泉です。
私は、会派を代表し、令和六年度決算並びに国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対の立場から討論をいたします。
元々、令和六年度予算は、それまでの緊縮財政路線を踏襲し、プライマリーバランス黒字化目標を達成することを重要な財政規律と位置付けて編成されてきたものです。最近の政治情勢は、これまでの緊縮財政が投資不足を招き、長年にわたる日本経済の停滞を招いたとして、高市内閣でも、責任ある積極財政というスローガンの下、財政政策の転換が図られております。
参政党は、以下の五つの点に注目していきたいと考えております。
第一に、間もなく決定…
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