小杉裕一防衛装備庁装備政策部長

2026年5月18日・第221回国会 参議院 決算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 149 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 202 発言)

お答えいたします。

安定的な装備品の供給とともに防衛装備移転を推進していくためには、国内の生産基盤の強化が重要であると考えております。国内の生産基盤の強化の観点から、これまで、品質、コスト、納期に係る企業の努力を反映した利益率やコスト変動調整率の設定など企業の適正な利益の確保、それから、サプライチェーン強靱化、製造工程効率化、事業承継等といった取組への財政上の措置等を行ってきたところでございます。

今後、更に生産基盤の強化を進めていく観点から、産業界や経済産業省等の関係省庁と緊密に連携し、例えば、重要装備品の製造設備を国が保有することも含めた国による直接的な関与の強化、それから、状況に応じて装備品等にも転用可能なデュアルユース物資の供給力強化といった施策の検討を進めてまいります。また、装備移転を推進するという観点から、規格や仕様の国際標準化は重要であると考えてございまして、仕様の共通化の必要性や国際標準に準拠した仕様を念頭に置いて装備品等を開発することとしてございます。

さらに、生産基盤、維持整備基盤の分散配置について申し上げれば、装備移転を推進することは、同盟国、同志国等と共通の装備品を保有し、生産・維持整備基盤を共有することにより相互に支援する環境を構築することに資するものと考えており、こうした観点から、意義のある防衛装備協力を戦略的かつ実効的に進めていく必要があると考えてございます。

前後のやりとり

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