公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。
まず初めに、政府が巨額の国費を投じて開発をしました純国産の固定翼哨戒機P1の運用状況についてお伺いをいたします。
このP1というのは、日本の周辺海域で、外国の水上艦船、潜水艦、不審艦等の監視などを行うもので、探知機が、探知機の塊が空を飛んでいると言われるくらい対潜水艦の探知能力は世界トップ級というふうにされております。この運用状況について、会計検査院から今回検査の結果が国会両院議長、そして総理の方に昨年六月、報告をされたわけですけれども、この報告の中では、任務で飛行できる状態の機体が限られ、可動率が低いというふうにされております。その関連でお伺いをさせていただきます。
今、このP1の機体、三十五機あります。全部で六十一機これから全部で設置をしていくと、整備をしていくという中で、今三十五機なんですけれども、可動率が低い。その主な原因として三点挙げられています。一つが塩分の付着によるエンジンの性能低下、二つ目が搭載する電子機器や搭載武器の不具合、三点目として交換部品の調達の遅れというのが指摘をされています。
例えば、搭載する搭載武器の不具合という部分ですけれども、潜水艦等を見付けた場合に反撃をするためにこのP1には武器が搭載をされると。機体とつなげて、必要なときに発射をしたり投下をする、落とすというような形で使うわけですけれども、この搭載武器を機体と連接をしようとした際に接続部の附属品の長さが足りなかった、要はひっつけるために使うねじの長さが足りませんでしたというようなことがあったりであるとか、かなり基本的なことが理由で使うことができていないものがある。
また、交換部品の調達の遅れというのは、この緊急請求を受けてから調達が完了するまでに、必要な部品が使えるようになるまでに一年以上というのが約三割、中には三年以上掛かっている、それだけ必要な部品が来ないというような状況もあるというようなことも指摘をされております。
今日は時間の関係で、エンジンの腐食の問題について一点お伺いをさせていただきたいと思います。
〔委員長退席、理事小林一大君着席〕
このP1は、日本の周辺海域の上を飛んで、海にできる限り近いところというのか、しっかりと見ていくわけなんですけれども、そこを長時間飛んで、なおかつエンジンのファンから海水の塩分を含んだ空気を取り込んでしまうことになるので、どうしても塩分の内部に塩分、ごめんなさい、エンジンの内部に塩分が付着をします。これ自体はやむを得ない部分だというふうに考えます。
この塩分が付着をして性能が低下をする、要はさびるということをいかに避けるかというところなんですけれども、メーカーは、まずこのP1が運用される時点で防衛装備庁の方に、エンジンを水洗、水洗いをすれば塩分の除去に一定の効果があると、だから分析をしたらどうかという提案をされております。
ただ、このP1を運用する海上自衛隊の補給本部の方では、エンジンの水洗いというのは整備部隊にとって作業負担が大きいなどの理由で、結局エンジンの水洗いというのを採用をされませんでした。
ただ、その結果、その後もこのエンジンの腐食というのが継続的に発生をしていくということから、補給本部が改めてメーカーに対応策の検討を要請したところ、メーカーからは所定の間隔でエンジンの水洗いを行うなど具体的な整備方法の提案がなされ、補給本部は最初の判断を覆して、整備部隊にエンジンの水洗いを行うよう通知を発しておられます。その結果、今までこの水洗いというのは行われています。もちろん、それ以外にもコーティングとか必要なものはされているわけですけれども、このP1の運用当初に補給本部がエンジンの水洗いというのを採用していれば、エンジンの不調という事態はある程度回避できた可能性があると考えますけれども、会計検査院の御見解、いかがでしょうか。
204
秋野公造(公明)
それでは、公明党から自民党さんの方に呼びかけを行っていきたいと思いますので、議論を見守っていただけたらと思います。
消防飛行艇の導入についてお伺いをします。
大槌においても火災が起こりました。住民の皆様方にも心よりお見舞いを申し上げたいと思います。
離島や半島やへき地や山林といった火災、これはなかなか乗り越えることができていない難しい課題、地域防災の強化だけでは対応することができないということでありまして、資料も付けておりますけれども、かつて、二十七ページから、US2、自衛隊以外での活用を積極的に検討するといった御答弁に始まりまして、二十八ページ御…
この発言のページ
205
林芳正(自民)総務大臣
ちょっと所管でございますので、事実関係だけ。
山間部等で、今委員から御指摘があったように、火災が発生して地上から接近できない場合においては、迅速に消火活動を行うため、ヘリコプターを用いた消火活動、これを実施しておるところでございます。
委員から御紹介のありました消防飛行艇でございますが、ヘリコプターに比べて航続距離が長く、また広範囲の散水が可能であると。その一方で、ヘリコプターより高い高度から散水をするので、この散水の密度が低下をすると。それから、安全性の観点からヘリと同時運用が難しく、運用の効率に課題があること、さらに維持管理費用が高額になることや…
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206
秋野公造(公明)
総務大臣、先ほどの御答弁は、六、七年前に総務省とのやり取りの中で否定をされた内容であります。散水効果が低いとか、あるいは高度のところから散水を行うとか、そういった事実関係は今議事録の中にも付けておりますし、そうではないという写真も示しております。
続きは、またお願いしたいと思います。終わります。
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- (上の発言)
207
伊藤孝江(公明)
公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。
まず初めに、政府が巨額の国費を投じて開発をしました純国産の固定翼哨戒機P1の運用状況についてお伺いをいたします。
このP1というのは、日本の周辺海域で、外国の水上艦船、潜水艦、不審艦等の監視などを行うもので、探知機が、探知機の塊が空を飛んでいると言われるくらい対潜水艦の探知能力は世界トップ級というふうにされております。この運用状況について、会計検査院から今回検査の結果が国会両院議長、そして総理の方に昨年六月、報告をされたわけですけれども、この報告の中では、任務で飛行できる状態の機体が限られ、可動率が低いというふうにされております。その関連でお伺いをさせていただきます。
今、このP1の機体、三十五機あります。全部で六十一機これから全部で設置をしていくと、整備をしていくという中で、今三十五機なんですけれども、可動率が低い。その主な原因として三点挙げられています。一つが塩分の付着によるエンジンの性能低下、二つ目が搭載する電子機器や搭載武器の不具合、三点目として交換部品の調達の遅れというのが指摘をされています。
例えば、搭載する搭載武器の不具合という部分ですけれども、潜水艦等を見付けた場合に反撃をするためにこのP1には武器が搭載をされると。機体とつなげて、必要なときに発射をしたり投下をする、落とすというような形で使うわけですけれども、この搭載武器を機体と連接をしようとした際に接続部の附属品の長さが足りなかった、要はひっつけるために使うねじの長さが足りませんでしたというようなことがあったりであるとか、かなり基本的なことが理由で使うことができていないものがある。
また、交換部品の調達の遅れというのは、この緊急請求を受けてから調達が完了するまでに、必要な部品が使えるようになるまでに一年以上というのが約三割、中には三年以上掛かっている、それだけ必要な部品が来ないというような状況もあるというようなことも指摘をされております。
今日は時間の関係で、エンジンの腐食の問題について一点お伺いをさせていただきたいと思います。
〔委員長退席、理事小林一大君着席〕
このP1は、日本の周辺海域の上を飛んで、海にできる限り近いところというのか、しっかりと見ていくわけなんですけれども、そこを長時間飛んで、なおかつエンジンのファンから海水の塩分を含んだ空気を取り込んでしまうことになるので、どうしても塩分の内部に塩分、ごめんなさい、エンジンの内部に塩分が付着をします。これ自体はやむを得ない部分だというふうに考えます。
この塩分が付着をして性能が低下をする、要はさびるということをいかに避けるかというところなんですけれども、メーカーは、まずこのP1が運用される時点で防衛装備庁の方に、エンジンを水洗、水洗いをすれば塩分の除去に一定の効果があると、だから分析をしたらどうかという提案をされております。
ただ、このP1を運用する海上自衛隊の補給本部の方では、エンジンの水洗いというのは整備部隊にとって作業負担が大きいなどの理由で、結局エンジンの水洗いというのを採用をされませんでした。
ただ、その結果、その後もこのエンジンの腐食というのが継続的に発生をしていくということから、補給本部が改めてメーカーに対応策の検討を要請したところ、メーカーからは所定の間隔でエンジンの水洗いを行うなど具体的な整備方法の提案がなされ、補給本部は最初の判断を覆して、整備部隊にエンジンの水洗いを行うよう通知を発しておられます。その結果、今までこの水洗いというのは行われています。もちろん、それ以外にもコーティングとか必要なものはされているわけですけれども、このP1の運用当初に補給本部がエンジンの水洗いというのを採用していれば、エンジンの不調という事態はある程度回避できた可能性があると考えますけれども、会計検査院の御見解、いかがでしょうか。
208岩岩城利明会計検査院事務総局第二局長
お答えいたします。
会計検査院は、国内開発された固定翼哨戒機P1の運用等の状況につきまして検査をいたしまして、その状況を取りまとめて、令和七年六月に会計検査院法第三十条の二の規定に基づき国会及び内閣に報告いたしました。
報告書におきましては、P1の可動状況が低調となっている要因等といたしまして、エンジンの一部素材の腐食による性能低下等が見受けられたと記載しております。そして、エンジンの一部素材の腐食による性能低下につきましては、P1の運用段階の初期において定期的なエンジンの水洗を行うこととしていれば、空気中の塩分が付着したことなどによる腐食の発生時期…
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209
伊藤孝江(公明)
装備庁の方はメーカーから、このエンジンの腐食対策に水洗いが一定の効果が期待できるという提案を受けていたけれども、結局、海上自衛隊補給本部が対応しなかったという経緯を見るときに、しばしば指摘をされる背広組と制服組の確執というのがこれがやっぱり横たわっているんじゃないかと思わざるを得ない面があります。
このP1については、必要な経費を六十一機配備を想定をして四兆九百七億円というふうに見積もられているわけですけれども、この巨額な経費というのは全額国費で賄われることになります。
このような大規模な事業にもかかわらず、会計検査院から可動状況が低いという指摘を受…
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210
小泉進次郎(自民)防衛大臣
ありがとうございます。
これは、伊藤先生だけではなくて、昨年は御党の宮崎先生からもP1についての御質問を参議院の本会議でいただいたところであります。継続的にこの案件について関心を持っていただいて、また注意深く見ていただいていること、今日の御指摘も踏まえましてしっかりと対応を考えていきたいと思いますし、関係部署間での連携、これはP1に限らず非常に重要な点だと思っております。
〔理事小林一大君退席、委員長着席〕
現場部隊の整備能力の向上についても、引き続き部品を安定的に確保するとともに、現場部隊を支える人材の育成、適切な配置等にも努めてまいりたいと思い…
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