竹内真二 (公明党)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 154 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 250 発言)

長官、ありがとうございました。大変分かりやすく説明していただきました。

次に、Sプラス3Eについて赤澤大臣にお聞きしたいと思います。

我が国のエネルギー政策は、安全性を大前提として、安定供給、経済効率性、環境適合のSプラス3Eを基本理念として進められてきました。専門家からは、これまでの改革は、3Eのうち経済効率性と脱炭素という環境適合に比重が置かれ、安定供給とのバランスが崩れていて、三角形に例えれば二等辺三角形になっているというようなことも指摘をされてまいりました。

一昨日の参考人質疑でも、先ほど紹介しました大橋参考人からは、本来目指すべき姿というのは、安定供給、経済効率性、環境適合が均衡した正三角形であるとした上で、これまでの電力システム改革では、自由化の中で経済効率性に重点が置かれ、その後は脱炭素への対応が進む一方、安定供給の比重が相対的に軽かったのではないかというふうに指摘をされておりました。そして、理想としては、その時々の状況に応じたバランスを取りながら再び正三角形に近づけていくことが重要であるという趣旨のことも述べられておりました。

一方、電力総連の会長代理の片山修参考人は、供給力不足や国際情勢の不透明さ、電力需要の増加などを踏まえれば、現状では経済効率性よりも安定供給の比重を高めるべきであり、Sプラス3Eではなくて、安全性と安定供給を重視した2Sプラス2Eという考え方が重要ではないかという御意見も示されておりました。

私も、現在はAIやデータセンターの普及、GXの進展など電力需要が増加する大きな転換点にあって、安定供給の重要性というものはこれまで以上にやはり高まっていると痛感しております。

そこで、大臣に伺います。

3Eは正三角形を理想とされるのか、また、今はどのような二等辺三角形と認識されているのか、さらに、今後の制度改革において、電気料金の抑制だけではなくて安定供給や脱炭素とのバランスというものをどのような考え方で実現していこうと考えていらっしゃるか、見解をお願いいたします。

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