金城慎司原子力規制委員会原子力規制庁長官官房審議官

2026年7月16日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 81 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 250 発言)

委員の御質問にお答えします。

使用済燃料を溶かして処理する再処理施設の工程において発生する強い放射能を持つ物質を大量に含む高レベル廃液は、放射性廃棄物として安定的に保管、管理する観点からガラス固化することになっております。

一般的には、貯蔵タンクにたまっている液体状の高レベル廃液は、固体状のガラス固化体よりもリスクが高いものであると承知しております。その具体的なリスクでありますけれども、貯蔵タンクに大量の高レベル廃液がたまっている状況は、冷却機能の喪失による蒸発乾固、水素爆発といった大気中への放射性物質の放出量を増大させる重大事故のリスクが考えられます。

重大事故への対策ですけれども、新規制基準の中で事業者に対策を要求しておりまして、新規制基準適合性審査の中で、可搬型設備を用いた対処等、適切な対策を講じる方針としていることを確認しております。

今後、具体的な対策がしっかり講じられているかを審査、検査等で引き続き確認してまいります。

前後のやりとり

77の発言を見る

85の発言を見る