大橋弘東京大学副学長・大学院経済学研究科教授

2026年7月14日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 120 発言)

ありがとうございます。

まさに本質的な御質問で、一言で御回答することはなかなか難しいところでございますが、私自身、よく言われますけれど、あと今日も要望でありましたけれど、Sプラス3Eというのは、やはり日本のエネルギー政策の根幹だなというふうに思っています。

他方で、自由化の中で、やはり効率性、今日もお話しさせていただきましたが、経済効率性のところが非常にスポットライトを浴びてしまって、どちらかというと、その後に脱炭素が追い付いてきた。他方で、安定供給の話というのは、当面大丈夫だというふうな感じのところで、若干比重が軽かったのかなという感じがします。そういう意味でいうと、ちょっと三角、本当は正三角形を目指しながら、若干二つの辺が長かったというふうな感じのところもあるのかなと思います。

本来目指すべきはその正三角形を大きくしていくということなので、そうしたことにその自由化がうまく資するためには、全て手放して自由にやっておけばいいんだというふうな感じの自由化、市場をつくればよしとするというふうなことではなくて、やはりその市場をうまく使うための国の関わり方、あるいは政府としてどういうふうな考え方を基にこの市場を動かしていくのかというふうなところの理念もしっかり持っておかなきゃいかぬというふうなことを私は改めて感じているところでございます。

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