竹詰仁 (国民民主党)

2026年6月11日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 125 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 295 発言)

国民民主党・新緑風会の竹詰仁です。本日もよろしくお願いします。

初めに、非効率石炭火力の稼働抑制措置を適用外とすることについてお尋ねいたします。

四月三日のこの経済産業委員会で、容量市場における非効率石炭火力の稼働抑制措置を二〇二六年度においては適用しないと、これに関連して質問させていただきました。中東情勢を踏まえて、LNGの調達について不確実性が高まっていることから、緊急的な対応として、五〇%以下に稼働抑制していた石炭火力発電所について稼働抑制はしないということであります。この際、経産省さんからは、実際にどういった事業所あるいは発電所が稼働率について抑制を解除するということを考えるんですかということをお尋ねしましたら、実際の運用については、燃料調達、あるいは定期点検のスケジュール、電力需給の状況などを踏まえて事業者ごとに判断すると、そういうお答えをいただいたところであります。

その後、私、実際に石炭火力で働いている人に話を聞きました。ちょっと一例を申し上げたいと思います。

実際にその現場で働いている人からは、この抑制していた出力を上げるということは、やはりそんな簡単なことではないんですと。運転員だけでなく、メンテナンスをする人とかサプライヤー、いろんなことを対応しなければならないという話を改めてお聞きしました。

これは、今申し上げますのは山形県のある石炭火力発電所の事例ですけれども、電力需要が増えるに合わせて出力を上げているんだけれども、やはり急に上げようとすると、石炭灰、石炭火力の場合灰が出ますので、その石炭の灰の処理ができませんと。石炭の灰の、灰というのは、大体地元でお付き合いがあるセメント会社に取引しているんですね、それがセメントの材料になりますので。そのセメント会社と取引しているんだけれども、セメント需要も落ち込んでいるので、セメント会社との取引ができませんと。中間処理が間に合わない、あるいは石炭灰を韓国に輸出するということをやっているんですね。韓国がそれをまた材料として使うんですけれども。その韓国に石炭灰を輸出しているんだけど、やはり急遽のことで韓国との取引ができませんということで、課題を聞かせていただきました。

この石炭火力発電所の出力を上げることによって、発電所あるいは事業所にこういった課題があるんですけれども、政府として、この課題把握、あるいはフォローをどのようにしていただいているのか、あるいはしていただこうとしているのか、見解を伺います。

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