加田裕之 (自由民主党)

2026年6月11日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 8 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 295 発言)

ありがとうございます。

まさにレアアースは確保だけではなくて、やはりレアアース製造するためには、採掘、それから製錬、合金化、そして製品化というこの四つのプロセスを挟んでいきますので、その面からも各々つかさつかさを是非とも見ていただきたいと思います。今日、日経の一面の方に信越化学工業が福井の方に工場をということが出ました。国内回帰ということもそうですし、経済安保の観点からもまた御支援も我々もやっていかなければいけないと思っておりますので、その点も加味してお願いしたいと思います。

続きまして、産業技術力に資するための港湾政策の現状と課題について、今日は国土交通省にもお越しいただいておりますが、お伺いしたいと思います。

この重点産業技術の指定を行いまして、革新的な技術、先端AIや先端ロボットなどを支援すべき技術として指定するとされておりますけれども、先ほど述べました重点産業技術を前へ進めるために、高市政権が掲げた成長戦略の十七の重点投資分野に港湾ロジスティクスが含まれております。

日本の輸出入の貨物は、重量ベースで約九九%を海上輸送に依存しております。生活物資、エネルギー資源、産業を支える原材料のほとんどが港を経由して国内外に往来する。港湾は単なる物流拠点ではなくて、国家の競争力と経済安全保障を支える基盤そのものでありますし、そのためには港湾の産業技術力を強化する必要があります。

世界に目を移しますと、コンテナ船の大型化が進行しており、最大でも二万四千TEU級の船舶が就航する時代に入っております。特に、アジアとか北米航路では、平均一万TEU弱、最大では二万TEU級の船が見られ、日本航路におきましても、一万五千TEU級の寄港が増加傾向にあります。欧州航路では更に大型化が進んでいるのが現状です。

このような状況下で国内の主要港湾を見ますと、横浜港では水深十八メートルが確保され、最大級の船舶の受入れが可能である一方で、阪神港の方においては、一万五千TEU級以上の満載での受入れには課題が生じるのが現状です。大阪の夢洲コンテナターミナルの方は、海底トンネルがありますから、水深の部分については限界がある、制限がありますし、十七メートル以上の部分については、関西圏で確保できるのは、このポテンシャルを持つのは、これは実質的にはもはや神戸港のみと思います。

そうしたことを踏まえまして、大型化時代に入りました国内外の港湾の現状と国内港湾の課題をお伺いしたいと思います。

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