加藤明良 (自由民主党)

2026年5月28日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 5 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 289 発言)

おはようございます。自民党の加藤明良でございます。

本日は、質問の機会をいただき、ありがとうございます。

まず、中東情勢について、日頃から赤澤大臣を中心としまして、この中東情勢、大変厳しい声が上げられている状況の中で日夜御尽力をいただいておりますことに感謝を申し上げます。

今、地方でいろんな声を聞いてみますと、様々な資材が不足をしているという本当に切実な、深刻な声が、多くの声が聞こえてきております。そのような状況下、経産省の方では中東情勢関連対策ポータルサイトを設けていただきまして、その声を細かく聞いていただいているという状況でございます。先日、私もその切実な声を具体的に越智政務官を通じまして経産省の方にお声を上げさせていただきましたところ、その対応策、数日後にはしっかり取っていただきましたということで、本当に感謝の声も聞こえてきております。大変感謝を申し上げます。

しかしながら、このポータルサイト、実際に開けて届くまでに大変分かりづらいという声も一方では聞こえてきているのも現状でございますので、是非とも、また改良を加え、多くの声を聞いていただきますように、よろしくお願いを申し上げます。

それでは、法案の質問に入らせていただきます。

今国会の施政方針演説におきまして、高市内閣総理大臣は、日本人には底力があるが、圧倒的に足りないのは資本投入量、国内投資であると強調されております。ここで言う底力というのは、対外的な視点から、日本の企業の技術力であったり、開発能力の高さであったり、実直で礼節を重んじる国民性であったり、その国民性の職人が手掛ける丁寧な物づくりであったり、製品、商品の信頼性の高さだと拝察をします。

そういった状況にもかかわらず経済が停滞をしているこの日本の置かれた状況というのが、大きな要因というのがこれまで国内投資の不足にあったということだと思います。その理由としまして、先般、委員会でも大臣の答弁にもありましたように、我が国の置かれた人口減少による将来悲観であったり、コストカット型経済の影響、そして政府による投資促進策が不十分であったことが挙げられておりました。

今般の産業競争力強化法案、改正案におきましては、大胆な投資促進税制により国内投資を喚起をしまして、危機管理投資、成長投資による強い経済を実現するため、国内成長投資の促進と事業の高付加価値化を図るとしている大変心強い法律案、改正案でございます。

その中で、大胆な投資促進税制の適用には、投資利益率一五%以上という大きな目標数値が掲げられております。投資規模が三十五億円、中小企業では五億円の要件を満たし、特定生産性向上設備の大臣確認が定義をされております。原則全業種を対象に、即時償却又は税制控除額七%、建物四%を措置するということでございまして、大変大きな、大胆な投資促進税制対策ということで期待をしております。

一方で、その投資利益率一五%というのは、これは一般的なビジネスの基準から見ますと、大変高い数値、非常に高いハードルだということも一方では声が聞こえてきている状況でございます。

この税制がこれほど高い基準を設定しているのには理由があり、今般の制度の目標の大きな理由としましては、一般的な投資ということの制度ではなく、国内産業のイノベーションであったり、劇的に収益性を跳ね上げるような高付加価値型の大型、大規模投資に厳選するという明確な意思があるため、あえてこの投資率一五%という高いハードルが設けられていると拝察をして、理解をしているところでございます。

今回新設されます制度というのは、国の経済成長の飛躍の鍵を握る攻めの投資であって、国内で稼ぐ力の向上を担って、大型投資へ大胆にインセンティブを付けるものと考えておりますが、改めてその意義をお伺いいたします。

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