これ、今まで日本は標準化という点ではなかなか少し遅れているというような声も出ていたわけですけれども、この量子の分野で、今答弁がありましたように、主査を獲得したというのは非常に大きな、これはやっぱり関係者の皆様の本当に御尽力、御努力によって今回こういう結果が出ておりますので、引き続き、こうした、一つ一つ地道かもしれませんけれども、日本の影響力を発揮することによって、この量子の分野でも標準化は日本がしっかりと地位を築いていると、こういう取組を引き続き進めていただきたいと思います。
そして、もう一つ、国際標準化を担う人材育成についてであります。
先ほどの量子の議論とも関係しますけれども、やはり標準化を進める上で最も重要なのは、最終的には人だと思っております。どれだけ優れた技術があっても、それを国際会議の場で説明をして合意形成を図って、ルールとして定着をさせていく、その人材がいなければ標準化というものはなかなか成就しません。
しかも、標準化の現場というのは、単なる技術論ではなくて、やはり各国の企業や政府の利害がぶつかり合って、時には政治や安全保障の文脈も絡む、そういった非常に複雑で、なかなか透明性もよく分からないような中で、長い時間を掛けて合意を形成していくようなプロセスだとも思います。そこでは、やはり技術だけではなくて、交渉力とか論理構成力とか相手との関係の構築であるとか、継続的な出席あるいは発言、あるいはポストというものをしっかり先ほどみたいに確保していく、こういう幾つものかなり実務的かつ戦略的な力というものがその国にないとなかなか進んでいかない分野であります。
しかし一方で、日本の現状を見ると、幾つか課題があることも事実であります。一つは、研究者と標準化の人材との間にやはりまだまだ少し距離がある面も、分野もあると。そして第二に、研究者と標準化の人材との間にやはりまたこれも少し距離があるケースが見られると。そして第三に、若手の段階から国際会議に継続的に参加をして経験を積んでいくということがこれまではなかなか簡単ではなかったと。そして、人材というのはどうしても長期的な育成というものが不可欠ですので、なかなか課題が、難しい面があるというのは事実だと思うんです。
そこでお聞きしますけれども、この国際標準化を担う人材育成については経産省として今どういうふうに取り組まれているのか、お聞きしたいと思います。
137小小林大和資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
お答えいたします。
御指摘のペロブスカイト太陽電池、日本に技術的優位性がございますので、これをしっかりと育てて普及促進していきたいというふうに考えてございます。
過去のシリコン太陽電池の反省も踏まえまして、国内外の市場をしっかりと獲得していくためには、世界に引けを取らない投資の規模とスピード、これで量産技術の確立、そして生産体制の整備、それに加えまして需要の創出と、この三つを三位一体で取り組んでいくことが重要というふうに考えてございます。
特に、御指摘の国際展開のことで申し上げますと、現在これは、国内外共に製品の品質等を確認する試験条件等が確立して…
この発言のページ
138
竹内真二(公明)
今、標準化の点も含めて答弁いただきましたけれども、ペロブスカイトにおいても、やはり国際的にこれから出ていく上で、日本に非常に産業的に大きなメリットをもたらす上でこの標準化というのは非常に大事だと思いますので、是非この分野に関しての標準化も力を入れて進めていただきたいと思います。
そして、今まさにあったこの標準化ということについて引き続き質問したいと思いますけれども、標準化というと、やはり、一番と言ってはなんですけれども、幾つか標準化で大事な分野があるとすれば、その最筆頭はやはり量子分野の国際標準化なんだと思います。これは、私は、技術で勝つことはもちろん…
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139菊菊川人吾経済産業省イノベーション・環境局長
今委員の方から御指摘がありました量子技術でございますが、これまでの、従来の技術では解決することができなかった計算上の問題、課題でありますとか、また探知が困難な微量の信号を検出することなど、様々なことに応用ができることになってございます。これらを活用していくということについて、活用していくことが、我が国の産業競争力でありますとか経済安全保障上の自律性を確保するために極めて重要な技術でございます。日本成長戦略の下で示された十七の戦略分野、ここにも位置付けられているところであります。
量子技術を、委員御指摘のように、我が国の産業としてしっかりと推し進めていく…
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- (上の発言)
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竹内真二(公明)
これ、今まで日本は標準化という点ではなかなか少し遅れているというような声も出ていたわけですけれども、この量子の分野で、今答弁がありましたように、主査を獲得したというのは非常に大きな、これはやっぱり関係者の皆様の本当に御尽力、御努力によって今回こういう結果が出ておりますので、引き続き、こうした、一つ一つ地道かもしれませんけれども、日本の影響力を発揮することによって、この量子の分野でも標準化は日本がしっかりと地位を築いていると、こういう取組を引き続き進めていただきたいと思います。
そして、もう一つ、国際標準化を担う人材育成についてであります。
先ほどの量子の議論とも関係しますけれども、やはり標準化を進める上で最も重要なのは、最終的には人だと思っております。どれだけ優れた技術があっても、それを国際会議の場で説明をして合意形成を図って、ルールとして定着をさせていく、その人材がいなければ標準化というものはなかなか成就しません。
しかも、標準化の現場というのは、単なる技術論ではなくて、やはり各国の企業や政府の利害がぶつかり合って、時には政治や安全保障の文脈も絡む、そういった非常に複雑で、なかなか透明性もよく分からないような中で、長い時間を掛けて合意を形成していくようなプロセスだとも思います。そこでは、やはり技術だけではなくて、交渉力とか論理構成力とか相手との関係の構築であるとか、継続的な出席あるいは発言、あるいはポストというものをしっかり先ほどみたいに確保していく、こういう幾つものかなり実務的かつ戦略的な力というものがその国にないとなかなか進んでいかない分野であります。
しかし一方で、日本の現状を見ると、幾つか課題があることも事実であります。一つは、研究者と標準化の人材との間にやはりまだまだ少し距離がある面も、分野もあると。そして第二に、研究者と標準化の人材との間にやはりまたこれも少し距離があるケースが見られると。そして第三に、若手の段階から国際会議に継続的に参加をして経験を積んでいくということがこれまではなかなか簡単ではなかったと。そして、人材というのはどうしても長期的な育成というものが不可欠ですので、なかなか課題が、難しい面があるというのは事実だと思うんです。
そこでお聞きしますけれども、この国際標準化を担う人材育成については経産省として今どういうふうに取り組まれているのか、お聞きしたいと思います。
141菊菊川人吾経済産業省イノベーション・環境局長
標準化活動に関しては、その担う人材は非常に不可欠でございます。
経済産業省におきましては、まさに事業を戦略する、戦略を作る担当者向けの標準化戦略の立案研修でありますとか、先ほど委員御指摘がありました国際会議での交渉、こういったところを担う国際人材の育成、研修、こういったことを通じて戦略企画分野と標準化の実務の双方の人材育成を進めているところでございます。
先ほど委員から御指摘があったその主査ですけれども、この方は産総研の研究者でありまして、こういった研修もいろいろと通じながらその能力を発揮されて、今回ポストを取るに至ったということだと理解をしてござい…
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竹内真二(公明)
ありがとうございます。
本当に人材育成、なかなか大変な面が多いと思うんですけれども、今御答弁いただいたような形でしっかり進めていただきたいと思います。
もうあと時間がありませんので、最後の質問になりますけれども、今この標準化についていろんな角度から質問させていただきましたけれども、高市総理も標準化に関しては非常に高い御関心をいただいておりまして、非常によく御存じだということも伺っております。
そういう意味では、これから戦略的にしっかりとこの標準化というものを我が国も進めていく、その重要性というのは間違いないと思うんですけれども、こうした観点から、最…
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
大変重要な委員の御指摘だと思います。
新技術立国の実現に向けて標準化は極めて重要な観点であり、標準活用による需要創出を進めていくことが必要だと考えています。
具体的には、JIS規格、これが約一万一千件ございます。公共調達を始めとする活用状況を網羅的に把握する総ざらいレビュー、まあちょっと名前が、面白い名前なんですけど、総ざらいレビューというのを五年掛けて行い、信頼性、安全性が重要な製品やサービスの公共調達における標準の活用を進めることとしております。例えば経済産業省では、先般、警備ロボットの導入において、サービスロボットの安全性に関する標準を活用する…
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