菊川人吾経済産業省イノベーション・環境局長

2026年3月26日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 139 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 197 発言)

今委員の方から御指摘がありました量子技術でございますが、これまでの、従来の技術では解決することができなかった計算上の問題、課題でありますとか、また探知が困難な微量の信号を検出することなど、様々なことに応用ができることになってございます。これらを活用していくということについて、活用していくことが、我が国の産業競争力でありますとか経済安全保障上の自律性を確保するために極めて重要な技術でございます。日本成長戦略の下で示された十七の戦略分野、ここにも位置付けられているところであります。

量子技術を、委員御指摘のように、我が国の産業としてしっかりと推し進めていくためには、御指摘の国際標準化、非常に重要な要素であると認識しております。例えば、量子コンピューターにつきましては近年急激に技術が進展した分野でありまして、その国際標準化の議論がまさに始まったところでございます。

例えば、IEC及びISOにおきまして、二〇二四年に量子分野の標準化を議論する国際枠組み、JTC3といいますが、ジョイント・テクニカル・コミッティーということで、合同の技術委員会ということが設立されました。その下で、昨年五月には日本で総会を開催をいたしました。この中で、我が国における量子分野の技術力が適切に評価されるような標準づくり、これが非常に重要でございまして、そこに取り組んでございます。特に、量子コンピューターの性能を評価するベンチマーク、この作業部会では各国による投票が行われまして、日本が主査、専門的にはコンビナーと申しますが、主査のポジションを獲得することができたところでございます。そういうことで、日本の主導で戦略的な議論を行っているところです。

今後とも、我が国のリードの下で国際標準化を進め、海外市場の獲得、需要創出、そして量子技術の社会実装への加速につなげてまいりたいと思います。

前後のやりとり

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