自由民主党の若井敦子でございます。質問の機会をいただき、感謝申し上げます。ありがとうございます。
この度の国会同意人事というのは、予算や法律とは異なって、衆議院の優越がありません。よって、熟議の府である参議院といたしまして、国家の持続性を見据えた覚悟ある議論が求められます。だからこそ、まずは国家公務員の本質的価値について申し上げさせていただき、質問に入らせていただきます。
私は、国家公務員とは、自らの利益ではなく、国の行く末のために知恵と情熱をささげる崇高なる職務であると考えております。それは、国家を支え、国民の安心を守り、未来をつくる、まさに国家の進路を自らの手で切り開く挑戦者であるからです。そのやりがいと責任はほかには代え難きものであるはずなのに、理想と現実の間には乖離が生じていると感じております。
それを示唆するように、先ほどからも話に取り上げられておりますが、若者の公務員離れや離職者が後を絶ちません。人は石垣、人は城。日本が安定的に、そして持続的に発展を遂げ、世界をリードしていく国であるためには、いかにして高い能力と意欲を持つ人材を適切かつ持続的に確保していくのか、早急に対策を講じなければなりません。
私は、かつてアスリートとして日の丸を背負い、世界と戦った経験があります。国を背負う重責というものは容易に言葉では尽くすことができませんけれども、挑戦することで未来は変わるということを身をもって学ばせていただきました。
国家を背負う職業が、無難ではなく、最高峰の挑戦として選ばれる存在へと変わらなければならないのではないでしょうか。そのためにインナーブランディングの強化が求められます。現職である国家公務員のお一人お一人が崇高なる理念を共有し、誇りを取り戻すことが必要であると考えております。
若者から誇りある職業として選ばれるためには、理念だけでは人は集まりません。制度だけでも足りません。しかし、発信なき理念は若者の心には届きません。理念と制度と発信、これらが三位一体でなければブランドは成立しないと考えております。
そこで、菅原参考人御自身が公務に携わった豊かな御経験と確かな実績を踏まえて、国家公務員の皆様が誇りある職業として若者から選ばれるための公務のブランディングについてどのようにお考えなのか、御所見をお伺いさせていただきます。
41大大津力(参政)
ありがとうございます。
それでは、最後にちょっと一点だけお尋ねしたいんですが、先ほどの松下幸之助さんのお話の件でございますけれども、松下幸之助さんは、採用面接のときに必ず聞いていた質問があると伺っておりまして、あなたは人生において運がいいですか悪いですかという質問をされていたそうなんです。
ですので、ちょっとちなみまして、ここで菅原さんにもお伺いしたいんですが、これまで人生において運が良かったか、いや、悪かったか、そしてまたその理由は、お尋ねいたしたいと思います。
この発言のページ
42菅菅原晶子人事官候補者/公益社団法人経済同友会常務理事
お答えいたします。
どちらかといえば運が良かったのではないかと思っていますが、時々に与えられたチャンスをいただいて、それを丁寧に丁寧にこなしていくことで努力してきたことがまた次の運につながっているのではないかと思っております。
この発言のページ
43大大津力(参政)
ちなみに、松下幸之助さんは、運がいいと答えた方を採用していたそうでございます。
以上でございます。ありがとうございました。
この発言のページ
- (上の発言)
44
若井敦子(自民)
自由民主党の若井敦子でございます。質問の機会をいただき、感謝申し上げます。ありがとうございます。
この度の国会同意人事というのは、予算や法律とは異なって、衆議院の優越がありません。よって、熟議の府である参議院といたしまして、国家の持続性を見据えた覚悟ある議論が求められます。だからこそ、まずは国家公務員の本質的価値について申し上げさせていただき、質問に入らせていただきます。
私は、国家公務員とは、自らの利益ではなく、国の行く末のために知恵と情熱をささげる崇高なる職務であると考えております。それは、国家を支え、国民の安心を守り、未来をつくる、まさに国家の進路を自らの手で切り開く挑戦者であるからです。そのやりがいと責任はほかには代え難きものであるはずなのに、理想と現実の間には乖離が生じていると感じております。
それを示唆するように、先ほどからも話に取り上げられておりますが、若者の公務員離れや離職者が後を絶ちません。人は石垣、人は城。日本が安定的に、そして持続的に発展を遂げ、世界をリードしていく国であるためには、いかにして高い能力と意欲を持つ人材を適切かつ持続的に確保していくのか、早急に対策を講じなければなりません。
私は、かつてアスリートとして日の丸を背負い、世界と戦った経験があります。国を背負う重責というものは容易に言葉では尽くすことができませんけれども、挑戦することで未来は変わるということを身をもって学ばせていただきました。
国家を背負う職業が、無難ではなく、最高峰の挑戦として選ばれる存在へと変わらなければならないのではないでしょうか。そのためにインナーブランディングの強化が求められます。現職である国家公務員のお一人お一人が崇高なる理念を共有し、誇りを取り戻すことが必要であると考えております。
若者から誇りある職業として選ばれるためには、理念だけでは人は集まりません。制度だけでも足りません。しかし、発信なき理念は若者の心には届きません。理念と制度と発信、これらが三位一体でなければブランドは成立しないと考えております。
そこで、菅原参考人御自身が公務に携わった豊かな御経験と確かな実績を踏まえて、国家公務員の皆様が誇りある職業として若者から選ばれるための公務のブランディングについてどのようにお考えなのか、御所見をお伺いさせていただきます。
45菅菅原晶子人事官候補者/公益社団法人経済同友会常務理事
お答えさせていただきます。
私も公務の経験から感じたのは、国家、社会のための政策をつくるということは、非常に重責でありますが、志、使命感を持って努力するのに値する非常に大きなものだと思っております。また、政治家の皆さんとともに、将来世代に対する責任を負いながら、しっかりと国家、社会のことを考えていくという意味で、公務というのはすばらしいものだと考えております。
人事院では、現在、選ばれる公務職場の実現を目指して、公務ブランディングというのをやっております。また、先生が御指摘をしましたインナーブランディングというのは大変効果的な施策だと私は思っておりま…
この発言のページ
46
若井敦子(自民)
ありがとうございます。菅原参考人の豊かな経験で、これから是非御期待を申し上げます。よろしくお願いいたします。
続きまして、技術人材の確保についてお伺いをさせていただきたいと思います。
デジタル、サイバー、AIはいずれも国家安全保障と経済成長の基盤であり、国家の競争力は技術人材の質と量で決まります。とりわけ、専門性の高い分野での人材確保、定着が課題とされています。最近では技術系区分で定員割れも生じており、高度人材が民間や海外へ流出をしている現状であります。専門性を極めたとしても、この処遇や権限が比例しなければ、市場価値の高いところに移ってしまうのは自然…
この発言のページ
47菅菅原晶子人事官候補者/公益社団法人経済同友会常務理事
ありがとうございます。
地政学リスクが高まる中で、また、AI時代においては、かつ技術立国を築いていくためには、この技術系の人材確保というのは非常に重要で、これは民間においても非常に課題となっているところであります。事国の政策に関わる場合には、この技術系人材の確保というのは必須の課題であると認識をしております。
人事院としては、技術系国家公務員の仕事の魅力、また処遇というものを再度見直して、各府省を巻き込んで公務が一丸となって取り組んでいくことが重要だと考えております。
また、技術系人材については外部から人材を確保するという方法もあると思いますが、任…
この発言のページ