角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長

2026年5月28日・第221回国会 参議院 環境委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 151 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 176 発言)

お答え申し上げます。

まず、風力発電でございますけれども、この風力発電設備のリサイクルにつきましては、基礎を除いた風車本体の主な素材の重量比約九割を占める鉄や銅等のリサイクルルートは既に確立しているものと認識をしております。

その一方で、モーターに使われる永久磁石や主に風車のブレードに使われる繊維強化プラスチックについては、現状リサイクルが難しいとされておりまして、環境省といたしましても、リサイクル体制の確立に向けて対策の検討、実施を進めているところでございます。

具体的に申し上げますと、永久磁石については、風力発電設備から取り外す際の解体等の技術が十分に確立されていないため現状リサイクルが進んでいないところを、こうした技術の開発支援等を進める必要があると考えております。

また、繊維強化プラスチックにつきましては、令和四年度から風車のブレードに使われる繊維強化プラスチックをリサイクルする技術の実証を支援しており、技術実証事業に参加した事業者によるブレードのリサイクル事業が令和七年度から開始されたところでありますが、他方で、いまだ一部の取組にとどまっているところ、引き続き技術実証や設備導入に対する支援等を進める必要があると考えております。

こうした点を踏まえまして、当面は主に風車ブレードに用いられている素材やネオジム等のレアアースに関する再資源化技術の確立等を通じて、将来の再資源化へ向けて取組を進めてまいりたいと考えております。

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