国民民主党の伊藤辰夫です。私からも順次質問をいたします。
石原大臣が所信表明の中で言及されましたとおり、世界で資源の獲得競争が激しさを増す中、我が国が経済成長を実現していくためには、天然資源のみならず、再生資源の確保に向けた取組を更に強化することが喫緊の課題であり、環境省としても、循環経済の実現に向けてプライオリティーを上げて取り組んでいただけることを期待しております。
循環経済を実現するためには、そもそも資源の確保が大変重要であります。令和八年度環境省予算案では、経済の持続的成長と豊かな生活環境の実現と銘打ち、経済安全保障の確保に貢献する金属資源などの再資源化に対する投資促進支援に三百七十九億円などが計上されております。
また、経済産業省の予算案には、重要鉱物の安定供給確保支援事業に百二十五億円、重要鉱物に係るサプライチェーン強靱化事業に五十億円など、経済安全保障の確立、強化のために予算が計上されております。
環境省と経済産業省が連携し、経済安全保障を確保しつつ、環境に配慮しながら経済成長していくことは大変重要であります。この予算はその連携の表れかと思い、関係各所の努力に感謝を申し上げるところではございますが、視点が欠けている部分を質問させていただきます。
基礎化学薬品、硝酸、塩化アンモニウムなど工業用途の薬剤の供給についてです。
硝酸、塩化アンモニウムなどの基礎化学薬品は、自動車や半導体など幅広い工業分野で使用され、日本の製造業には欠かせない原材料です。政府は、金属資源やプラスチックなどの付加価値の高い循環資源の再資源化に注力をしておられますが、私は、付加価値の低いものの日本の製造業に欠かせない基礎化学薬品などについてもサプライチェーンの強靱化を図っていかなければならないと問題意識を持っております。
日本の製造業は、原材料調達の大部分を海外からの輸入に頼っているため、レアアースでも問題になりましたように、輸出国の規制によって別の国からの輸入や代替原材料へ切替えを模索する必要が都度発生いたします。代替原材料が調達できたとしても、三か月から六か月の工程変更を経てからしか原材料の切替えができないという自動車業界を含むメーカーのルールもあると伺っております。一方、基礎化学薬品は、販売価格の低さを理由に輸入品が選ばれることが多く、国産品の販売量は縮小している状況です。
環境省におかれては、地政学的なリスクの払拭を図っていただくべく、サプライチェーンの上流である基礎化学薬品や基礎原材料の安定確保に関して経済産業省と連携する必要があります。そのためには、国産原材料の供給量を増やすこと、そして国内に適切に再資源化をしていくことが金属資源、プラスチック等と同様に必要になろうと思います。
基礎化学薬品や基礎原材料の供給確保に尽力されている製造メーカーや再資源化事業者に対し、何らかの支援をすべきと考えますが、その点について見解を伺います。
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三上えり(立憲)
確かにゾーニングの徹底は大切だと思います。
では最後に、是非これまでの後手後手の対応を反省して、ロードマップを単なる紙の上の計画に終わらせることのないように、そのために国が責任を持って予算、技術、法的保護の全てを出し切ることを強く求めたいと思います。大臣、一言お願いします。
この発言のページ
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石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
委員の御指摘のとおり、ロードマップに、単なる紙の上の計画に終わらせることなく、実効性のあるものとしてまいりたいと思います。
環境省としても、熊被害対策に関する予算確保や、個体数調査等を通じた科学的知見の充実に取り組むとともに、またデジタル技術の活用や人材の育成、確保等に向けた対応など、現場での意見も伺いながら、政府も知恵を出して熊被害対策の充実を図ってまいりたいと思います。
加えて、関係閣僚会議を毎年開催し、進捗管理を行っていく、ロードマップの機動的な見直しを行うことで実効性を高めていく、そういうふうに行っていくことになっております。
人と熊のすみ…
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三上えり(立憲)
質問は以上です。ありがとうございました。
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- (上の発言)
71伊伊藤辰夫(国民)
国民民主党の伊藤辰夫です。私からも順次質問をいたします。
石原大臣が所信表明の中で言及されましたとおり、世界で資源の獲得競争が激しさを増す中、我が国が経済成長を実現していくためには、天然資源のみならず、再生資源の確保に向けた取組を更に強化することが喫緊の課題であり、環境省としても、循環経済の実現に向けてプライオリティーを上げて取り組んでいただけることを期待しております。
循環経済を実現するためには、そもそも資源の確保が大変重要であります。令和八年度環境省予算案では、経済の持続的成長と豊かな生活環境の実現と銘打ち、経済安全保障の確保に貢献する金属資源などの再資源化に対する投資促進支援に三百七十九億円などが計上されております。
また、経済産業省の予算案には、重要鉱物の安定供給確保支援事業に百二十五億円、重要鉱物に係るサプライチェーン強靱化事業に五十億円など、経済安全保障の確立、強化のために予算が計上されております。
環境省と経済産業省が連携し、経済安全保障を確保しつつ、環境に配慮しながら経済成長していくことは大変重要であります。この予算はその連携の表れかと思い、関係各所の努力に感謝を申し上げるところではございますが、視点が欠けている部分を質問させていただきます。
基礎化学薬品、硝酸、塩化アンモニウムなど工業用途の薬剤の供給についてです。
硝酸、塩化アンモニウムなどの基礎化学薬品は、自動車や半導体など幅広い工業分野で使用され、日本の製造業には欠かせない原材料です。政府は、金属資源やプラスチックなどの付加価値の高い循環資源の再資源化に注力をしておられますが、私は、付加価値の低いものの日本の製造業に欠かせない基礎化学薬品などについてもサプライチェーンの強靱化を図っていかなければならないと問題意識を持っております。
日本の製造業は、原材料調達の大部分を海外からの輸入に頼っているため、レアアースでも問題になりましたように、輸出国の規制によって別の国からの輸入や代替原材料へ切替えを模索する必要が都度発生いたします。代替原材料が調達できたとしても、三か月から六か月の工程変更を経てからしか原材料の切替えができないという自動車業界を含むメーカーのルールもあると伺っております。一方、基礎化学薬品は、販売価格の低さを理由に輸入品が選ばれることが多く、国産品の販売量は縮小している状況です。
環境省におかれては、地政学的なリスクの払拭を図っていただくべく、サプライチェーンの上流である基礎化学薬品や基礎原材料の安定確保に関して経済産業省と連携する必要があります。そのためには、国産原材料の供給量を増やすこと、そして国内に適切に再資源化をしていくことが金属資源、プラスチック等と同様に必要になろうと思います。
基礎化学薬品や基礎原材料の供給確保に尽力されている製造メーカーや再資源化事業者に対し、何らかの支援をすべきと考えますが、その点について見解を伺います。
72田田中一成経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、基礎化学品の一部においては、価格の安さから国産品よりも輸入品が選好される状況にあると承知しております。サプライチェーンの上流である基礎化学品の安定供給は、これ経済安全保障の観点からも重要でございます。そのため、経済安全保障推進法に基づきまして、例えば半導体などの原料となる重要物資について、安定的な供給確保のため、生産設備の導入支援などを行っております。
引き続き、化学品を起点とするサプライチェーンの強靱化に尽力してまいります。
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73伊伊藤辰夫(国民)
温室効果ガスの二〇五〇年ネットゼロ、その実現に向けた削減目標達成のため、地域、暮らし、バリューチェーンの脱炭素化を主導すると石原大臣は所信で述べられました。このうち、バリューチェーンの脱炭素化については、中小企業における脱炭素技術の導入促進や脱炭素経営の推進、環境金融の拡大の取組が非常に重要です。
それらの取組に関連して、環境省が経済産業省と農林水産省とともに運営している温室効果ガスのJ―クレジット制度についてお伺いをいたします。
J―クレジット制度は、温室効果ガスの排出削減、吸収量をクレジットとして国が認証し、取引を可能とする制度で、温室効果ガスを…
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74白白石隆夫環境省総合環境政策統括官
お答え申し上げます。
J―クレジット制度は、中小企業や地方自治体などを含む多様な主体による炭素削減や吸収の活動をクレジット化して取引を行うことで、排出削減と投資促進の好循環を促し、社会全体で費用対効果の高い取組を進めることができるというものでございます。
議員御指摘のとおり、この四月より本格稼働しております排出量取引制度におきましてJ―クレジットが活用可能となっていることから、J―クレジットの需要が高まることになりまして、創出側のインセンティブにもつながると考えております。
また、中小企業によりますJ―クレジットの申請書の作成や審査費用の支援、中小…
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