石川誠己外務省大臣官房審議官

2026年6月18日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 63 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 221 発言)

お答えいたします。

自衛隊が諸外国の軍隊と協力して活動する際、物品、役務を相互に円滑に提供できる法的枠組みを整えておくことは重要な意義を有すると、このように考えております。

現時点でACSAの締結に向けて交渉を進めている国はございませんが、政府としては、各国の安全保障、防衛協力を進める中で、相手国との二国間関係ですとか、自衛隊と相手国軍隊との協力の実績、具体的ニーズなども踏まえながら必要なACSAの締結に取り組んでいく考えでございます。

戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中で、我が国として同志国との連携を強化していくことは重要であり、それによって国際社会の平和と安定を維持強化していく考えでございます。

それから、委員から御指摘、御質問のございました韓国とのACSA締結に係る考えですけれども、韓国とのACSAの締結につきましては現時点で決まっていることはございません。ございませんが、日韓間においては現下の厳しい安全保障環境についての認識を共有してきているところでございます。

五月に行われた日韓首脳会談においても、両首脳は日韓、日米韓の安全保障協力を含む戦略的な連携の重要性について一致したところでございます。さらに、両首脳は、現下の国際情勢を踏まえ、インド太平洋地域の平和と安定を促進するため、日米同盟、米韓同盟、そして、その戦略的連携による抑止力、対処力の維持強化を含め、日韓が主体的に取り組んでいくことの重要性について認識を共有しております。

このような認識に基づき、安全保障面も含め、様々な分野における日韓の協力を更に進めるべく、引き続き韓国側と意思疎通をしていく考えでございます。

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