平木大作 (公明党)

2026年4月21日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 82 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 144 発言)

是非とも、まず、先ほどの六フッ化ウラン、御説明もいただきました。これ、いろんな当然、環境への出方ですとか、あるいはその後どうなるか、人がどのくらい近づけるのか、様々な状況によって変わるかと思うんですが、日本でも劇物指定をされているということでありますし、これ、容易にいわゆるフッ化水素の発生につながるというふうに言われています。フッ化水素は、日本が工業製品として作ることには大変たけた技術を持っているわけですが、これも大変な劇物で、基本的には環境中に出してはいけないものだというふうに認識をしておりますし、一方で、仮に管理されていたとしても、今外務省の方からも御答弁いただきました、四百四十キロの六〇%濃縮ウランって、そのまま仮に濃縮が進んだとしたときに、核弾頭でいくと大体六個から七個分は造ることができると言われている量だというふうに思っております。当然、これはそのまま持っていっても即座には核弾頭、核爆弾にはならないわけですけれども、当然、例えば濃縮するための技術ですとか施設ですとか、そういったものがなければ、ある意味濃縮されたままということも言えるかと思いますが、やはりこれはまさに核のリスク、特に核拡散のリスクがこれだけ意識されている中にあって、絶対にこれは食い止めなければいけないというふうに思っております。

中村部長の方からは、様々、国際社会の中でこういった流出を抑えるようなこれまでのルール作り、そして日本の取組ということも御紹介いただきました。これは、アメリカとイランの交渉の影に隠れて余り目立たない分野かもしれませんが、極めて重要な、私、取組だと思っておりますので、しっかりとお取組をいただきたいというふうに思っております。

そして、こうした大変緊迫した状況の中で、今月二十七日からニューヨークの国連本部で行われますのが、第十一回のNPT運用検討会議であります。直近二回の会議で最終文書を採択できなかったということもありまして、今回の検討会議、本当に正念場だというふうに私も思っております。

一方で、ある意味、実はこのNPTの下に集っている国というのは様々な立場で集ってきているわけでありますけれども、何とか今回はきちっと合意をつくり出さなければいけないんだと、そんな機運ですとか、あるいは取組が各所で起こっている。例えば、事前にある程度グループごとに提言みたいなものをまとめて、なるべくその合意に近づけるようにということで作業も進んでいるやに聞いております。

改めて、一か月の長丁場になります、そして、中村部長のチームも一か月間現地にずっと入りっきりで大変なこれからお仕事をされるかと思っておりますけれども、このNPT運用検討会議、見通しについてまずお示しをいただけたらと思います。

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