高橋洋一嘉悦大学大学院教授

2026年3月10日・第221回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 188 発言)

計算したのは私ではなくて、本当に、同じ大学の同僚がやっただけなんですけれども。

私自身は、国交省にいたときに、実は首都機能移転という仕事をやっていたんです。首都機能移転というのはどういうのかというと、今の首都機能をどこかに移すというやつ。言ってみるとカット・アンド・ペーストなんですよ、今の首都機能をなくして新しいところに移す。これは物すごく大規模投資になります。その当時の、今から二十五年ぐらい前の試算ですけれども、もう十兆円規模の話になります。それを今の段階で引き直すだけで、多分二倍ぐらいになるんじゃないでしょうかね。

今回は、副首都というのはコピー・アンド・ペーストですね。要するに、首都の方はそのままにして、コピーをつくる。これもだから同じような意味合いの計算がかなりできる話だと思います。そうすると、十兆円から、それ以上大きい規模の大規模投資になると思います。

それで、今まで大阪の方が地盤沈下していたというのを分析すると、やはりこれも過少投資なんですよ。過少投資で駄目だったんですけれども、ここ数年は何と、大阪のGDPの日本に占める地位が上がっているんです。これはやはり、投資しているからです。それのいい例でいうと、万博であり、IRであり。万博とかIRというのは、ていをよくした公共投資ですよ、はっきり言えば。あれを大規模に、大阪のみならず近畿圏でやれば、これはまず間違いなく上がるんじゃないでしょうか。というふうに思います。

ですから、投資というのは、やはり、投資すべきところにしないと、多分ちょっと成長しないというレベルだと思います。これは、インフラを造ってやると周りにたくさん人が集まってきたりするし、大阪でも淀川左岸の話とか、あと地下鉄なんかもやりましたよね、そういうのをもうちょっと真剣にやって。それで、今ですと、南海トラフの関係でやるべき投資は山ほどあるのかなと私は思います。ですから、それをやって非常に強い都市をつくるということは、取りも直さず、大阪の地域の発展にもつながる。

投資は、さっきも言いましたけれども、需要にもなり、将来は生産力、供給にもなるんですよね。ですから、これは非常にいい話なんですけれども、それを大阪が全国平均を下回るというのは、ちょっと私には解せないということでありますので、せめて全国平均を上回ってもらいたい。全国平均を上回れば、それなりに成長すると思います。

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