中道改革連合・無所属の平林晃です。
会派を代表し、政府提出の刑事訴訟法改正案に反対、衆法第九号に賛成の立場から討論を行います。
冤罪は、無実の人の人生を奪い、家族を苦しめ、時にはその生命さえ奪う、国家による最大の人権侵害です。袴田巌さんは、逮捕から再審無罪をかち取るまで五十八年を要しました。この事実こそが、再審制度見直しの最大の立法事実であります。
既に国民の刑事司法に対する信頼は完全に失墜しております。よって、この度の再審法改正で立法府がなすべきことは、検察の運用に委ねるようなものではなく、立法事実に基づく規律の明確な制度化であります。
にもかかわらず、この度の政府案では、証拠開示に関しては、裁判所への証拠提出命令制度を創設するとしながら、請求人本人への証拠開示は制度化されておりません。
検察官の不服申立てに関しては、政府案は、十分な根拠がある場合には不服申立てを認めることとされていますが、それは検察官自身の行為規範にすぎないことがこの委員会審議を通じて明らかになったところであります。
さらには、証拠の目的外使用禁止規定は、再審事件を支えてきた支援活動や検証活動に萎縮効果を与えることとなりかねません。
与党修正案には、実質的な意味が認められず、検察が従来の勧告に応じなくなる懸念があります。
以上より、検察の運用に委ねる部分を残し、再審請求審の透明化にも十分応えていない政府案は、冤罪被害者の声に耳を傾け、国民の刑事司法の信頼を回復するものになっていると我々は考えておりません。
六月九日の参考人質疑で、袴田巌さんの姉、ひで子さんは、神様が作った法律ではない、人間が作った法律を人間として改正していただきたいと訴えられました。議員提出法案こそが、この思いに応えるものになっており、我々は賛成いたします。
そして、再審請求審をこれ以上ブラックボックスのままにしかねない政府案に反対することを強く申し上げ、私の討論といたします。
ありがとうございました。(拍手)
151小小竹凱(国民)
ただいま議題となりました刑事訴訟法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨及び内容を御説明いたします。
政府案では、審判開始の決定をした裁判所は、再審請求者等の請求により又は職権で、一定の要件の下、検察官に対し、再審請求の理由に関連すると認められる証拠の提出を命じなければならないこととされています。しかしながら、近年における再審の手続に関する諸事情に鑑みれば、再審の請求の理由に関連するかどうかに関わりなく、原判決の証拠の証明力を判断するために重要な証拠については、幅広く、再審請求者等に対して直接開示させる必要があります。そこで、そのよ…
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152井井上英孝(維新)
これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
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153井井上英孝(維新)
これより両案及び両修正案を一括して討論に入ります。
討論の申出がありますので、順次これを許します。平林晃君。
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- (上の発言)
154平平林晃(中道)
中道改革連合・無所属の平林晃です。
会派を代表し、政府提出の刑事訴訟法改正案に反対、衆法第九号に賛成の立場から討論を行います。
冤罪は、無実の人の人生を奪い、家族を苦しめ、時にはその生命さえ奪う、国家による最大の人権侵害です。袴田巌さんは、逮捕から再審無罪をかち取るまで五十八年を要しました。この事実こそが、再審制度見直しの最大の立法事実であります。
既に国民の刑事司法に対する信頼は完全に失墜しております。よって、この度の再審法改正で立法府がなすべきことは、検察の運用に委ねるようなものではなく、立法事実に基づく規律の明確な制度化であります。
にもかかわらず、この度の政府案では、証拠開示に関しては、裁判所への証拠提出命令制度を創設するとしながら、請求人本人への証拠開示は制度化されておりません。
検察官の不服申立てに関しては、政府案は、十分な根拠がある場合には不服申立てを認めることとされていますが、それは検察官自身の行為規範にすぎないことがこの委員会審議を通じて明らかになったところであります。
さらには、証拠の目的外使用禁止規定は、再審事件を支えてきた支援活動や検証活動に萎縮効果を与えることとなりかねません。
与党修正案には、実質的な意味が認められず、検察が従来の勧告に応じなくなる懸念があります。
以上より、検察の運用に委ねる部分を残し、再審請求審の透明化にも十分応えていない政府案は、冤罪被害者の声に耳を傾け、国民の刑事司法の信頼を回復するものになっていると我々は考えておりません。
六月九日の参考人質疑で、袴田巌さんの姉、ひで子さんは、神様が作った法律ではない、人間が作った法律を人間として改正していただきたいと訴えられました。議員提出法案こそが、この思いに応えるものになっており、我々は賛成いたします。
そして、再審請求審をこれ以上ブラックボックスのままにしかねない政府案に反対することを強く申し上げ、私の討論といたします。
ありがとうございました。(拍手)
155井井上英孝(維新)
次に、池畑浩太朗君。
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156池池畑浩太朗(維新)
日本維新の会、池畑浩太朗でございます。
私は、日本維新の会を代表して、ただいま議題となりました刑事訴訟法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から討論を行います。
近時、袴田事件や福井女子中学生殺人事件などにおいて再審制度をめぐる問題が浮き彫りとなっており、その解決は立法府に課された急務であります。
本法律案は、誤判からの迅速な救済と手続の円滑、迅速化を実現するものであり、再審制度を大きく前進させるものであると確信をしております。
いわゆる再審請求審における証拠開示については、明文規定がなく、開示をめぐる争いが生じて審理が遅延するなど問題があ…
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157井井上英孝(維新)
次に、小竹凱君。
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