今議論しているというのはそういったことではなくて、やはり、例えば検察側が証拠を隠しただとか捏造しただとか、様々、そういった意味では、ある意味、検察側が起訴をする、そしてそれを有罪にしていく、この中で本当は犯人じゃなかった人を犯人にしてしまったというようなところを救済をしていくという話なんですけれども、今おっしゃったように、例えば五年後だったとしても十年後だったとしても、積み重なっていく内容というのが、今の議論、ここで議論されたこととちょっとずれていくということなわけですよね。今おっしゃいましたよね、そういうふうに。そのとおりだと思いますということでおっしゃってくださったと思うんですけれども。
次の質問と重なるんですけれども、前回、私は、こういった誤判によって人生を奪われた、そうした方々、冤罪の被害に遭われた方々に対して、その方たちは人生を本当にぼろぼろにされてしまうという一方で、こういったことをやった検察の方々で、その罪に問われたケースというのが、まさに、石井先生が見ていますけれども、郵便不正事件の前田検事が懲戒免職になって、フロッピーディスク事件となった、そうしたことで処分を受けたということ以外には一件もなかったと。
網羅的に調べなければいけないとおっしゃいました。そして、反省と、それを共有をしていくというふうにおっしゃいました。どのように反省をして共有をしていくのか、今後のことに非常に重要だと思うのでお答えをいただきたいと思います。問いの十一になります。
118佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
再審開始決定がなされる事件というのは、再審請求者側からの請求で再審開始決定が行われるものとしては、例えば、先日来も質疑があったとおり、日弁連などが応援している事件などのいろいろな事件があるわけですけれども、実は、年にゼロから二件ぐらいこの五、六年発生している事案というのは、多いのは、いわゆる身代わり事件、身代わりになって、自分で有罪判決を受けた者がいたということを前提に、それが後に身代わりであることが明らかになって、その人を無罪にするために検察官が請求する再審請求事件であるということでございます。
この発言のページ
119
井戸まさえ(国民)
そうすると、ここでそれを救わなきゃいけない、冤罪を救わなければいけないというような内容とまたちょっと微妙に違うじゃないですか。そうすると、例えば五年それを積み重ねたとしても、そこで積み上がる知見というのが、本当に人権救済という意味で知見が積み重なっていくかといったら、そうじゃないんじゃないか。
五年たとうが、先ほど西村さんもおっしゃっていましたけれども、十年たとうが、同じようなことになっていくわけですよね。おかしくないですか。何で五年かということぐらい、納得いくような内容にしてほしいんですよ。その内容も含めて、今回の審議の中では今日まで出てきていないじ…
この発言のページ
120佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
今答弁申し上げたのは、再審開始決定がなされて再審無罪判決に至ったもの、最近の事例としては、数としてはそういうものの方が多いということを指しているだけでございまして、その事件について、再審の在り方について、何かそこから多くのものが得られるか、得られないのではないかという委員の御指摘は、私もそのとおりだと思います。
その上で、今、現に再審請求が行われている、再審請求人側からですね、そういう事件が現にあるわけであります。これからも起きると思います。そういった事件について、様々なここで議論が行われた内容、証拠開示の範囲であるとか、検察官抗…
この発言のページ
- (上の発言)
121
井戸まさえ(国民)
今議論しているというのはそういったことではなくて、やはり、例えば検察側が証拠を隠しただとか捏造しただとか、様々、そういった意味では、ある意味、検察側が起訴をする、そしてそれを有罪にしていく、この中で本当は犯人じゃなかった人を犯人にしてしまったというようなところを救済をしていくという話なんですけれども、今おっしゃったように、例えば五年後だったとしても十年後だったとしても、積み重なっていく内容というのが、今の議論、ここで議論されたこととちょっとずれていくということなわけですよね。今おっしゃいましたよね、そういうふうに。そのとおりだと思いますということでおっしゃってくださったと思うんですけれども。
次の質問と重なるんですけれども、前回、私は、こういった誤判によって人生を奪われた、そうした方々、冤罪の被害に遭われた方々に対して、その方たちは人生を本当にぼろぼろにされてしまうという一方で、こういったことをやった検察の方々で、その罪に問われたケースというのが、まさに、石井先生が見ていますけれども、郵便不正事件の前田検事が懲戒免職になって、フロッピーディスク事件となった、そうしたことで処分を受けたということ以外には一件もなかったと。
網羅的に調べなければいけないとおっしゃいました。そして、反省と、それを共有をしていくというふうにおっしゃいました。どのように反省をして共有をしていくのか、今後のことに非常に重要だと思うのでお答えをいただきたいと思います。問いの十一になります。
122佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
御指摘の観点から網羅的、統計的に把握していないというのは前回答弁申し上げたとおりでありまして、それはそれなんですけれども、いわゆる厚労省の元局長の無罪事件につきましては、主任検事が証拠隠滅罪で公判請求されたり、その検事の上司二名についても犯人隠避罪で公判請求されて、有罪判決を受けたということでございます。
こういったものも含めまして、検察当局におきましては、無罪判決等があった場合に、当該事件における捜査、公判上の問題点を検討した上で、各種の会同や研修において当該事件の問題点や反省点等について共有するほかに、無罪事件等の検証結果につ…
この発言のページ
123
井戸まさえ(国民)
しかしながら、庁内で共有するだけで防げなかったから、これだけのことがあるんじゃないでしょうか。過去から、今日もたくさんいろいろ委員の方からも質問がありましたけれども、庁内だけでそれを共有をして、キャラバンを幾らやろうが、同じようなことが起こるわけじゃないですか。なので、そこについて言ったならば、新たな仕組みが必要だと思うんです。
しかも、多分、冤罪事件に関して、その原因、なぜなったのかとかいうことも全然統計を取っていないんですよね。例えば、この事件に対しては、ここで例えば証拠の開示が遅れたから、いろいろな理由があるわけじゃないですか、冤罪が生まれた理由…
この発言のページ
124井井上英孝(維新)
次に、和田政宗君。
この発言のページ