有田芳生 (中道改革連合)

2026年6月2日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 46 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 169 発言)

今、刑事局長は御発言の中に入れておりませんけれども、この飯塚事件というのは、一九九二年に福岡で起きて、そして二〇〇六年に死刑判決が確定をして、その二年後、二〇〇八年に死刑が執行されたんですよ、死刑が、七十歳で。

逮捕されたときから一貫して、私はやっていないと言い続けてきた。だけれども、DNA鑑定とか目撃証言なんかで有罪になり、死刑判決になり、確定し、死刑が執行されたんだけれども、その後のいろいろな調査の中で、DNA鑑定の疑問点あるいは目撃証言の怪しさというものが今明らかになってきているんですよね。かといって冤罪だったというわけではないんだけれども、そういう疑問がある中で、二年後に死刑が執行されてしまった。

だから、先ほどの免田事件なども始めとして、袴田さんたちだって、死刑が確定したんだから、いつ何どき命を奪われているかも分からなかったという問題なんですよね。そこが深刻なんですよ。多くの事件、今も再審請求をやっているわけで、そこをやはりもっと真剣に考えていかなければいけないというふうに私は思っております。

前回の委員会でも、参考人の方も、あるいは、今いらっしゃらないけれども和田委員なんかも、証拠とは何かということで、公共財だということをおっしゃっておりました。捜査当局が熱心に捜査を進めて、警察、検察が集めた証拠、そして、それを全部そのまま明らかにせよというのではないのは、刑事局長も、マスキングするとかいろいろな方法があるわけだから。

だけれども、私が疑問なのは、もう一度聞いておきますけれども、証拠物。これは、検察の立場から物すごく、警察、検察は証拠を集められるわけでしょう。だけれども、それを全部公開するわけじゃないですから、結果として、冤罪事件を見てみたら、有罪にするのに有利な証拠は出すけれども、そうでない、検察に不利なものは出していないのが現実じゃないですか、袴田事件を見ても。違いますか。

証拠物というのは一体何ですか。もう一度教えていただけますか。

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