有田芳生 (中道改革連合)

2026年5月26日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 52 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 143 発言)

いつもこういう議論なんですよね。個別の問題には答えられません。だけれども、私が聞いているのは、殺せとか、死ねとか、首つれとか、皆殺しだという、こういう個別のことをヘイトスピーチと言い切れないというところにやはり限界があるんですよ。

私は参議院の法務委員会でも何度も何度も質問しましたけれども、あのときに、森まさこ法務大臣のときですけれども、法務大臣の立場として、一般論としてお答えいただいた。だけれども、その後に、個人として、やはりおかしいということを語ってくださったことがあるんですよ。

だから、いつもいつも、個別の問題には答えられません、ほかのテーマもそうなってしまうんだけれども、やはり、そこはもう少し前向きな答弁の在り方ということもこれからは考えていっていただきたいというふうにお願いをしておきます。明らかにヘイトスピーチですよ、これは。だって、そう捉えない人の方がおかしいと思いますよ。個人的にはそう思っております。

文脈、文脈、文脈と言うんだけれども、さっきも言いましたラバト行動計画の中では、文脈についても物すごく細かく指定がされていて、そういうものに基づいて、最後に、じゃ、これはヘイトスピーチなのかヘイトスピーチじゃないのか、差別なのか差別でないのかということは、やはり確定していかなければ対策にならないじゃないですか。

だから、そういうことについても、当時、警察の方々も、ヘイトスピーチ解消法ができてから、やはり、警察官に対する告知とか、警察官の皆さんに対する教育とか、そういうのをやってくださっていたんですよ。そういうものが現場に浸透することによって、現場のプラカードなんかを見て、これは駄目だなという理解もできるわけです。

例えば、私、今思い出したけれども、岡山のヘイトスピーチのデモがあったときに、在特会、在日特権を許さない市民の会の責任者の桜井誠さんが先頭に立ってデモをやっていたとき、プラカードがおかしいから、それを、車で一緒に横を走りながら、ヘイトスピーチを許さないとずっとしゃべっていたんだけれども、あのときも、横田めぐみさんの写真を使って、全然関係ないことをしゃべっていて、それがあたかも在日の方々の拉致問題との関わりであるかのようにずっと言っていたから、横田早紀江さんから、ああいうのはやめさせてくださいと聞いていたので、注意をしていた。そうしたら、ちゃんと聞きましたよ、プラカードを下げるというような。

だから、人権擁護局、それから警察庁の皆さん、やはり、こういう問題をちゃんと知っていただくことによって現場の態度というのも変わってくると思うんですよね。

例えば、新宿なんかでヘイトスピーチのデモがあったとき、私は、抗議に行っていたら、警察官にそこでも止められたことがあって、あんたたちが来るからこんな迷惑がかかるんだと警察官に言われたことがある。

だから、ちゃんと、ヘイトスピーチ解消法がなぜ必要なのか、自民党の皆さんも含めて作った法律をやはり生かすためには、その成果を現場の皆さんにも、これからでも徹底していただきたいというふうに思っております。

一時間質問がもつかなと思ったけれども、ちょっと時間が少なくなってきたので、まだ半分しかいっていないから、困ったものだな。大事なところに、ちょっと成果については飛ばします、外務省にも来ていただいていますから、外務省にもお聞きをしなければいけないので。

そういうことを受けて、あれから十年たって、法務省がこれから、実態調査を今してくださっていると聞きましたけれども、ちょっとその概要を教えていただけますか。

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