現場にいないからそんな答弁ができるんですよ。行かれましたか、四月十九日、五月十九日。私は現場に行きましたよ。一般の人と一緒に、四月十九日は国会正門前へ行きましたよ。
先ほども言いましたけれども、本来ならば、あそこの参議院の前の歩道を渡って、真っすぐ行って右に行けば、一番近いルートなんですよね。だけれども、それを止めていらっしゃるんですよ、警察は。だから、どう行けばいいのかというと、参議院の前の歩道を渡って、左の方にまた歩道を渡って、国会図書館の方を歩いて、憲政記念館に向かって、そして国会正門前に行くんだけれども、だけれども、警察の方々というのは道を半分ぐらいにしてしまっている。だから、行けば分かるけれども、参加者によってすごい混乱が起きているんですよ、歩くのが止まるようなほど。
だけれども、四月十九日、私は現場、丸ノ内線の駅の構内にも見に行きましたよ。今日は写真は持ってこなかったですけれども、大きな看板で、ここは通れませんと。それで、警察官がいらっしゃる。横の方から、官邸の前から行けるところならば開いているのかなと思ったら、そこでも大きな看板があって、ここは駄目です、だから、三番、四番だったかな、そこから行ってくださいと。これは何ですかと聞いたら、お願いですと言うんです。お願いと言うけれども、警察官、こんな屈強な人たちがいるわけだから、一般市民なんかそこは通れないですよ。
だから、言いたいのは、現場にいれば、例えば四月十九日にしても、警察の警備によって実は混乱が起きちゃっているんですよ、人が殺到していて。もっとひどいのは、正門前に渡ろうとしたら、やはり警察官が止めているんですよ。映像があります、御関心がある方は見てください。国会正門前集会なのに、参加したい人が行けないわけ、警察官が止めて。そこでまたもめているわけ。これはよくないと思うんですよ。
五月十九日について言えば、駅で止めているものだから、皆さん、遠回りして国会正門前に行かれました。だけれども、私が通った道は、警察官はいらっしゃるけれども、当然、止めているから、市民なんかいないですよ。でも、あそこを開放していたらもっとスムーズに行けるわけです。
つまり、何が言いたいかというと、後でヘイトスピーチのデモの現場についてもお聞きをしたいんですけれども、やはり警察官は一生懸命やっていらっしゃるんですよ。五月十九日だって、国会正門前の演壇があるところで、国会図書館の方から来る方々がスムーズに来られるように、横断歩道の両側に、ひもというんですか、ちゃんと通行できるようにして。だから、そこは物すごくうまくいっている。現場の方は一生懸命やっているんだけれども、そんな要らぬところで、警察官何なのなんて思われない方がいいと思うんですよ。だから、そういう意味でスマートな警備をやっていただきたいということをこの場でお願いしておきたいなというふうに思ったんです。
ヘイトスピーチ解消法十年で、ヘイトスピーチデモが特に二〇一三年、一四年は全国各地で吹き荒れましたけれども、やはり行き過ぎなところがあって、それはトラブルが起きている、一般市民の方ともトラブルが起きていた。だから、私は、さっきも言いましたように、東京、大阪、全国各地、その現場に行きましたけれども、やはり工夫をしていらっしゃるところもあって、当時でいえば岡山県警なんかは物すごくスマートでした。物すごく整然としていながら、市民との間の関係もうまく取っていらして。だから、全国各地で、例えば抗議する人が激しくなったときには警察官とのトラブルなんかがあったりするんだけれども、だけれども、岡山県警は当時は、女性の抗議者に対しては女性の警察官が対応されていたりして、これはうまくやっていらっしゃるなと思って。
私は参議院の法務委員会でも警察の過剰警備とその改善の方向性ということを何度か質問したことがあるんですけれども、とにかく現場で一生懸命やっていらっしゃる方々が、トラブルがないようにという前提なんだけれども、誤解がないようなスマート警備というのを、これからもあるでしょうから、国会前の集会については検討していただきたいということをお願いしたいというのがこの質問の趣旨です。
それで、ついでですからお話を伺いたいんですけれども、今日、残念ながら、写真資料は認められなかったので委員の皆さんにはお示しすることはできないんですけれども、岡山の集会、ヘイトスピーチデモなんかは、その写真もあるんですけれども、数人のヘイトスピーチのデモをやっている人たちの周りに二百人ぐらいが取り囲んでいて行進しているから、何か警察官がデモをしているように見えたんですよ。
例えば、今日は残念ながら資料配付を認めていただけませんでしたけれども、二〇一六年の六月五日に川崎市で行われたデモ、これは中止になったんだけれども、やはり写真を見れば一目瞭然。少ない、ヘイトスピーチ解消法なんか粉砕せよという方々の周りに、警備の警察官がすごい人数なんですよね。
だから、それは警備だというのは分かるんだけれども、外から見たらちょっと行き過ぎじゃないかと見られてしまうんですよ。そういう指摘、これまでもあったでしょう。だから、先ほども言いましたけれども、人種差別撤廃委員会の日本審査では、各国の委員の方々が、日本では差別する人を警察官が守っているんですかなんというのは何人もの方が言われましたから、そういう声は当時届いていますよね、そういう批判があったというのは。いかがですか。
31鈴鈴木敏夫警察庁長官官房審議官
お答え申し上げます。
今御答弁申し上げましたように、迂回のお願いを申し上げていたところでございまして、国会議員の方につきましては、国会直近でもございますので、国会議員の方と分かった段階で速やかに通行いただくよう、お尋ねの五月十九日当日の警備に従事する警察官には指示をしていたところでございましたが、その指示が徹底されておらず、委員に御迷惑をおかけすることになったものであると承知をしているところでございます。
この発言のページ
32
有田芳生(中道)
おかしいんですよ。だって、ずっとそういう言い方をしているんですよ、十年前から。何か指摘をされると、警察法第二条に規定する警察の責務を達成するための業務を適切に行っている、いつもこれをおっしゃっているんです、ずっと。今もそうじゃないですか。だけれども、現場で起きていることは御存じですか。
例えば私は二〇一五年に、参議院に、警視庁による過剰警備に関する質問主意書というのを出したんですよ。二〇一五年十二月二十日の午後三時半ぐらい、東京新宿区にある柏木公園を出発点にして、在特会、在日特権を許さない市民の会、在日特権なんてないのに、あると言って、ずっと主張してき…
この発言のページ
33鈴鈴木敏夫警察庁長官官房審議官
お答え申し上げます。
今委員御指摘のほかの多数の参加者の方々につきましては、雑踏による事故の発生を防止したり、交通の安全を確保したりするため、一時的な迂回の御協力をお願いしていたというところでございます。
この発言のページ
- (上の発言)
34
有田芳生(中道)
現場にいないからそんな答弁ができるんですよ。行かれましたか、四月十九日、五月十九日。私は現場に行きましたよ。一般の人と一緒に、四月十九日は国会正門前へ行きましたよ。
先ほども言いましたけれども、本来ならば、あそこの参議院の前の歩道を渡って、真っすぐ行って右に行けば、一番近いルートなんですよね。だけれども、それを止めていらっしゃるんですよ、警察は。だから、どう行けばいいのかというと、参議院の前の歩道を渡って、左の方にまた歩道を渡って、国会図書館の方を歩いて、憲政記念館に向かって、そして国会正門前に行くんだけれども、だけれども、警察の方々というのは道を半分ぐらいにしてしまっている。だから、行けば分かるけれども、参加者によってすごい混乱が起きているんですよ、歩くのが止まるようなほど。
だけれども、四月十九日、私は現場、丸ノ内線の駅の構内にも見に行きましたよ。今日は写真は持ってこなかったですけれども、大きな看板で、ここは通れませんと。それで、警察官がいらっしゃる。横の方から、官邸の前から行けるところならば開いているのかなと思ったら、そこでも大きな看板があって、ここは駄目です、だから、三番、四番だったかな、そこから行ってくださいと。これは何ですかと聞いたら、お願いですと言うんです。お願いと言うけれども、警察官、こんな屈強な人たちがいるわけだから、一般市民なんかそこは通れないですよ。
だから、言いたいのは、現場にいれば、例えば四月十九日にしても、警察の警備によって実は混乱が起きちゃっているんですよ、人が殺到していて。もっとひどいのは、正門前に渡ろうとしたら、やはり警察官が止めているんですよ。映像があります、御関心がある方は見てください。国会正門前集会なのに、参加したい人が行けないわけ、警察官が止めて。そこでまたもめているわけ。これはよくないと思うんですよ。
五月十九日について言えば、駅で止めているものだから、皆さん、遠回りして国会正門前に行かれました。だけれども、私が通った道は、警察官はいらっしゃるけれども、当然、止めているから、市民なんかいないですよ。でも、あそこを開放していたらもっとスムーズに行けるわけです。
つまり、何が言いたいかというと、後でヘイトスピーチのデモの現場についてもお聞きをしたいんですけれども、やはり警察官は一生懸命やっていらっしゃるんですよ。五月十九日だって、国会正門前の演壇があるところで、国会図書館の方から来る方々がスムーズに来られるように、横断歩道の両側に、ひもというんですか、ちゃんと通行できるようにして。だから、そこは物すごくうまくいっている。現場の方は一生懸命やっているんだけれども、そんな要らぬところで、警察官何なのなんて思われない方がいいと思うんですよ。だから、そういう意味でスマートな警備をやっていただきたいということをこの場でお願いしておきたいなというふうに思ったんです。
ヘイトスピーチ解消法十年で、ヘイトスピーチデモが特に二〇一三年、一四年は全国各地で吹き荒れましたけれども、やはり行き過ぎなところがあって、それはトラブルが起きている、一般市民の方ともトラブルが起きていた。だから、私は、さっきも言いましたように、東京、大阪、全国各地、その現場に行きましたけれども、やはり工夫をしていらっしゃるところもあって、当時でいえば岡山県警なんかは物すごくスマートでした。物すごく整然としていながら、市民との間の関係もうまく取っていらして。だから、全国各地で、例えば抗議する人が激しくなったときには警察官とのトラブルなんかがあったりするんだけれども、だけれども、岡山県警は当時は、女性の抗議者に対しては女性の警察官が対応されていたりして、これはうまくやっていらっしゃるなと思って。
私は参議院の法務委員会でも警察の過剰警備とその改善の方向性ということを何度か質問したことがあるんですけれども、とにかく現場で一生懸命やっていらっしゃる方々が、トラブルがないようにという前提なんだけれども、誤解がないようなスマート警備というのを、これからもあるでしょうから、国会前の集会については検討していただきたいということをお願いしたいというのがこの質問の趣旨です。
それで、ついでですからお話を伺いたいんですけれども、今日、残念ながら、写真資料は認められなかったので委員の皆さんにはお示しすることはできないんですけれども、岡山の集会、ヘイトスピーチデモなんかは、その写真もあるんですけれども、数人のヘイトスピーチのデモをやっている人たちの周りに二百人ぐらいが取り囲んでいて行進しているから、何か警察官がデモをしているように見えたんですよ。
例えば、今日は残念ながら資料配付を認めていただけませんでしたけれども、二〇一六年の六月五日に川崎市で行われたデモ、これは中止になったんだけれども、やはり写真を見れば一目瞭然。少ない、ヘイトスピーチ解消法なんか粉砕せよという方々の周りに、警備の警察官がすごい人数なんですよね。
だから、それは警備だというのは分かるんだけれども、外から見たらちょっと行き過ぎじゃないかと見られてしまうんですよ。そういう指摘、これまでもあったでしょう。だから、先ほども言いましたけれども、人種差別撤廃委員会の日本審査では、各国の委員の方々が、日本では差別する人を警察官が守っているんですかなんというのは何人もの方が言われましたから、そういう声は当時届いていますよね、そういう批判があったというのは。いかがですか。
35鈴鈴木敏夫警察庁長官官房審議官
お答え申し上げます。
委員お尋ねの点、過去にも御質問いただいているところでございますけれども、警察におきましては、デモの状況や時々の情勢を踏まえまして、現場における混乱、交通の危険の防止などのため、必要な警備体制を構築いたしまして、中立性、公平性を念頭に置いて警備活動を実施しております。
今後とも、警察が特定のデモ隊を守っているとの誤解を受けることのないよう、適切な警備措置を講じてまいりたい、このように存じます。
この発言のページ
36
有田芳生(中道)
本当に繰り返しそういうことが起きてしまっているので、是非スマートな警備体制というのをこれからは工夫していただきたいとお願いをいたします。
それで、次の質問ですけれども、二のところで解消法前とその後、三のところでヘイトスピーチとは何かで質問の順番をお渡ししているんだけれども、ちょっと番号を替えて、三のヘイトスピーチとは何かの方から先にやった方が流れがいいかなと思いましたので、ヘイトスピーチについてまず法務省にお伺いをしますけれども、いわゆるヘイトスピーチ解消法の法律の定義というのはどういうものになっておりますでしょうか。
この発言のページ
37杉杉浦直紀法務省人権擁護局長
お答えいたします。
いわゆるヘイトスピーチ解消法第二条におきましては、本邦外出身者に対する不当な差別的言動について定義が定められておりまして、同条では、本邦外出身者に対する不当な差別的言動とは、専ら本邦の域外にある国若しくは地域の出身である者又はその子孫であって適法に居住するもの、すなわち本邦外出身者に対する差別的意識を助長し又は誘発する目的で公然とその生命、身体、自由、名誉若しくは財産に危害を加える旨を告知し又は本邦外出身者を著しく侮蔑するなど、本邦の域外にある国又は地域の出身であることを理由として、本邦外出身者を地域社会から排除することを扇動する不…
この発言のページ