国民民主党の井戸まさえです。
法制審議会に御参加をいただいたお三方に今日は御意見をいただいた、非常に貴重な時間でありました。ありがとうございます。
まず、山野目参考人に伺いたいと思います。
先ほど阿部委員からもありましたけれども、参考人は、私たちが今手にしている民法というのは、ヨーロッパの民法などを参考にして明治の時代に作られて、そして今に至っているというふうに言及なさいました。また、二〇二一年のニースにおける公証人の大会において、一八〇四年に立法された方たちの賢慮を受け止めようということが言われたということも非常に印象的なエピソードでもございました。
今回の成年後見人の制度を私もたどっていくと、明治の時代に、日本の民法の礎、これを近代法として築いた梅謙次郎先生だったりだとか、あと、戦後、民法を作り直すという、個人の尊厳とか家族観、この変化を踏まえて改正をした我妻栄先生だとか、あと中川善之助先生らの名前に行き着いて、非常に、まるで先人と対話をしているような気持ちにもなりました。民法というのが、その時代の社会とかまた人間観というのを映し出しながら更新され続けてきているんだということを実感もいたします。
その上で、山野目参考人は、今回の民法改正を民事法制と社会福祉の一体的改革ともおっしゃっています。改めて、この改正を日本の民法の歴史の中でどのように評価し、位置づけていらっしゃるのか、また、明治民法以来重視をされてきた本人意思の真正性の確保という理念も、AIやデジタル技術が発展する時代においてどのように継承していくべきか、お考えを伺いたいと思います。
157根根本雄司日本弁護士連合会日弁連高齢者・障害者権利支援センター成年後見制度利用促進法対応プロジェクトチーム座長/弁護士
お答えいたします。
やはり、御本人が不当な影響を受けていないというようなことをきちっと保管官において確認をしていただくということは必要なことだというふうに考えておりますし、あとは、どうしても高齢者の方ですとか障害者の方ですと、そもそもその機器をどのような形で活用できるのかという問題もあろうかと思います。
ですので、その辺りのところの支援ということの在り方が、これは地域の自治体等も含めて連携をしながら、法務局との間で実施していただくということが重要ではないかというふうに考えております。
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金村龍那(維新)
時間になりました。本当にありがとうございました。
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159井井上英孝(維新)
次に、井戸まさえ君。
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- (上の発言)
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井戸まさえ(国民)
国民民主党の井戸まさえです。
法制審議会に御参加をいただいたお三方に今日は御意見をいただいた、非常に貴重な時間でありました。ありがとうございます。
まず、山野目参考人に伺いたいと思います。
先ほど阿部委員からもありましたけれども、参考人は、私たちが今手にしている民法というのは、ヨーロッパの民法などを参考にして明治の時代に作られて、そして今に至っているというふうに言及なさいました。また、二〇二一年のニースにおける公証人の大会において、一八〇四年に立法された方たちの賢慮を受け止めようということが言われたということも非常に印象的なエピソードでもございました。
今回の成年後見人の制度を私もたどっていくと、明治の時代に、日本の民法の礎、これを近代法として築いた梅謙次郎先生だったりだとか、あと、戦後、民法を作り直すという、個人の尊厳とか家族観、この変化を踏まえて改正をした我妻栄先生だとか、あと中川善之助先生らの名前に行き着いて、非常に、まるで先人と対話をしているような気持ちにもなりました。民法というのが、その時代の社会とかまた人間観というのを映し出しながら更新され続けてきているんだということを実感もいたします。
その上で、山野目参考人は、今回の民法改正を民事法制と社会福祉の一体的改革ともおっしゃっています。改めて、この改正を日本の民法の歴史の中でどのように評価し、位置づけていらっしゃるのか、また、明治民法以来重視をされてきた本人意思の真正性の確保という理念も、AIやデジタル技術が発展する時代においてどのように継承していくべきか、お考えを伺いたいと思います。
161山山野目章夫早稲田大学法学学術院教授
例を一つ挙げますと、シングルマザーが自分の手元で小さな子供を育てている、しかし、若くして自分は不治の病に罹患して世を去らなければいけないかもしれない、自分が世を去った後、この子のケアは誰がしてくれるんだろうかということを考えた際に、未成年後見人にはこの人がなってほしいというようなことを遺言に記すことが、議員御存じのとおり、可能であります。
それから、我が子であるというふうに認める、認知をするとか、それから、一旦は相続人として認めないということを自分の子供なんかにして裁判所の手続を取ったような事例におきましても、しかし、遺言に、やはり許す、裁判所で手続を…
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井戸まさえ(国民)
ありがとうございました。
それでは、成年後見制度について、お三方に伺いたいと思っています。
実は私、今日はダブルヘッダーで、午前中も質疑をさせていただいたんですけれども、その際に、成年後見制度をより周知を図るために何をしたらよいのかということを当局に質問をいたしました。
そして、そこで一つ提案をさせていただいたんですけれども、二十六万人、今利用されている方たちにこの制度が変わるんだというようなことを周知徹底をしていくためには、裁判所へ年一回報告をしている、この制度を利用して周知を図り、そして、周知するだけではなくて、制度の改正に関しての変更の説明を…
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163小小澤吉徳日本司法書士会連合会会長
井戸先生、ありがとうございます。
まずは、周知ということでございますが、非常に大事なことだというふうに思っています。まずは、司法書士会においては、内部での研修を当然十分に行って、その司法書士が各地域の中核機関や自治体と連携し、講演などにより、利用者や関係者、さらには市民の皆様にこの制度改正を知っていただくということを考えています。また、まだ検討段階ではありますが、本や冊子やインターネット動画など、今回の法律改正を分かりやすくまとめたものを作成をしまして、これを配布するということも考えられると思っています。
幸い、改正法の施行まで二年以上の期間がござい…
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