生田志織難民支援協会渉外チーム政策提言担当

2026年4月21日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 71 発言)

御質問いただきまして、ありがとうございます。

私たちとしても、実際に手数料のお支払いを、代わりというか、手数料の支援をしている中で、もし引き上げられた場合、この支援を続けられるのかというのは、まさに、もし起きる場合は、団体でしっかり議論しなければいけない点かなと思っています。

まず、想定されるのは、今の時点でも手数料を払えませんという相談はあるんですけれども、値段が上がると、この相談の件数は更に増えるだろうなと思っています。じゃ、その方たち全てにお支払いが、しかも引上げ後の値段を支払えるのかと言われると、やはり団体には限度があるので、もしかしたら一部の方になるかもしれないですし、手数料の支払いをしっかりしていく分、ほかの食料支援とか住居支援とか、そういった支援を絞るといった方策になるような可能性はあるように思います。

私たちの団体は、寄附金でほとんど賄っている、八割、九割は寄附金で賄っている団体ですので、やれることにも限度があります。一般の方からいただいたお金をそういった形で手数料の支払いに回していくというのも、いろいろな考え方もあるかなと思いますので、そういった部分もいろいろと考えながら、手数料の支払いを、どうやって支援を続けていくのかというのは考えなきゃいけないと思いつつなんですけれども、ただ、やはり、難民申請中の方で、難民申請します、でも在留資格はないですという状況をつくるというのは本当に避けたいと思っています。

一応、仮滞在という、非正規滞在の方に、在留資格ではないんですけれども、一時的に在留を認めるような、法的地位を与えるような制度はあるんですけれども、これは認められる場合がすごく少ないので、実質的には、難民申請中の間、帰国することはできないですし、国の制度としても送還はされないですけれども、それでも非正規滞在のままになってしまう、そういった宙ぶらりんの方が生まれてしまうかなと思っています。

なので、団体としてどうするのかというのもありますし、やはりこういった手数料の支払いができない、どうしようという場面が生まれないような制度にしていただくことが大事かなと思っております。

ありがとうございます。

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