小竹委員におかれましては、御自身が高専を御卒業されたということもありまして、大変具体的かつ大切なお話、質問をしていただきまして、本当にありがとうございます。
高等専門学校は、子供たちの関心や適性に応じてその能力を五年にわたって一貫して伸ばし、高度で実践的、創造的な技術者や専門人材を養成する高等教育機関として、まさにこれからの社会や時代に求められる学校である、そのように考えているところであります。
先日、私は熊本高専に行ってまいりましたけれども、本科の卒業生の有効求人倍率は四十倍を超えておりましたし、専攻科修了者に至りましては百五十倍を超えるというような状況でもありまして、産業界からも極めてニーズが高い、そうした人材をお育てをいただいているということだと思っております。
現行制度におきまして、短期大学卒業生には学位である短期大学士が授与される一方で、高専卒業生には称号である準学士が付与されておりますが、これは先ほど来お話がありますように、平成十七年の中教審答申などを踏まえた結果であります。
ただ、高専卒業者が海外進学等に際して不都合が生じないよう、現在、海外大学等に対し、両者は同一の水準の教育資格であると情報発信をしているところでありますが、制度改正当時とは比較にならないほどグローバル化が進展をしている中で、高専卒業者の資格の国際通用性の在り方について、課題としてより顕在化をしているというふうに考えているところであります。
大変大切な御指摘をいただいたというふうに承知をしているところであります。委員の御指摘というものもしっかりとお受け止めをさせていただきながら、高専関係者の皆様方、また、与党でも今様々な議論が行われているというふうに承知をしております。こうした皆様方からいただいているいろいろな御意見というものも我々としてしっかりとお受け止めをしながら、是非よい方向に結論を導き出せるように頑張ってまいりたい、そのように考えております。
42小小竹凱(国民)
日本人であれば文科省と言ったら分かりますけれども、やはり、海外で言うとどこが説明しているかもなかなか分からないというふうに思いますし、国際的に相手国からしっかりと読める資格表示にするということは必要だと思います。
そして、先ほどの、少し前の答弁にも戻りますけれども、国際的に通用する資格というところにおいて、極めて象徴的な問題だと思うのが、高専の国際展開との矛盾であります。
高専という日本独自のモデルは、モンゴルやタイなど海外にも展開をしていることは御存じかと思いますが、それらの国では、五年、本科卒業時に、モンゴル、タイであったり、その国では各国の枠組…
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43合合田哲雄文部科学省高等教育局長
お答え申し上げます。
今先生からお話がございましたように、我が国の高等専門学校をモデルといたしまして、モンゴルですとかタイなどの国において独自の学校種が展開されており、それぞれの独自の学位が授与されていることは承知をいたしてございまして、各国の学校教育体系の中で学位等の仕組みが整備されているものと承知をしてございます。
先ほど来申し上げておりますように、私どもとしては、学位である短期大学士と同一水準にある準学士について、国内外に発信をしてございますが、御指摘いただいておりますように、なお課題があるというふうに認識をしてございます。
文部科学省といた…
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44小小竹凱(国民)
ありがとうございます。
もう今までの答弁で、量も質もしっかりとアソシエートディグリーと同水準であるということは確認できています。その上で課題があることも確認できました。
であれば、この課題を是非、高専に理解のある大臣が取っ払っていただき、例えば、仮称ですけれども高専学士であったりとか、こういった学位の付与をするという制度改正を検討することを始めていただきたいというふうに思いますが、ここまでの議論を含めて大臣の見解をお願いいたします。
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- (上の発言)
45
松本洋平(自民)文部科学大臣
小竹委員におかれましては、御自身が高専を御卒業されたということもありまして、大変具体的かつ大切なお話、質問をしていただきまして、本当にありがとうございます。
高等専門学校は、子供たちの関心や適性に応じてその能力を五年にわたって一貫して伸ばし、高度で実践的、創造的な技術者や専門人材を養成する高等教育機関として、まさにこれからの社会や時代に求められる学校である、そのように考えているところであります。
先日、私は熊本高専に行ってまいりましたけれども、本科の卒業生の有効求人倍率は四十倍を超えておりましたし、専攻科修了者に至りましては百五十倍を超えるというような状況でもありまして、産業界からも極めてニーズが高い、そうした人材をお育てをいただいているということだと思っております。
現行制度におきまして、短期大学卒業生には学位である短期大学士が授与される一方で、高専卒業生には称号である準学士が付与されておりますが、これは先ほど来お話がありますように、平成十七年の中教審答申などを踏まえた結果であります。
ただ、高専卒業者が海外進学等に際して不都合が生じないよう、現在、海外大学等に対し、両者は同一の水準の教育資格であると情報発信をしているところでありますが、制度改正当時とは比較にならないほどグローバル化が進展をしている中で、高専卒業者の資格の国際通用性の在り方について、課題としてより顕在化をしているというふうに考えているところであります。
大変大切な御指摘をいただいたというふうに承知をしているところであります。委員の御指摘というものもしっかりとお受け止めをさせていただきながら、高専関係者の皆様方、また、与党でも今様々な議論が行われているというふうに承知をしております。こうした皆様方からいただいているいろいろな御意見というものも我々としてしっかりとお受け止めをしながら、是非よい方向に結論を導き出せるように頑張ってまいりたい、そのように考えております。
46小小竹凱(国民)
ありがとうございます。
これまでの議論も踏まえて、当時の議論もあって、今、比較にならないぐらいグローバル化しているということもございました。単純に不可能なんですという門前払いではなくて、検討の余地がある、様々な制度課題があるということを踏まえた上で是非検討を始めていただきたいというふうに思います。
まずは、特に海外におけるどのような支障が起きているのか、この実態を政府にも更に理解していただきたいというふうに思いますし、今答弁いただいたように、高専本科卒業時の資格表示の在り方について、法改正も含めて、関係者の意見を聞きながら制度検討の場を是非立ち上げて…
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47
松本洋平(自民)文部科学大臣
本件に関しましては、従来から、高専関係者でありますとか、また与党の高専関係会議から国際通用性の課題に係る指摘がなされてきたところであります。
現在、文部科学省の事務方によって、高専の校長から、グローバル化が進展する中における高専卒業者の海外大学への編入学などに係る課題につきまして聞き取りを行うなどの実態把握を開始しているところであります。
現在進めております聞き取りでありますとか、また、高専関係者の意見、また与党の高専関係会議での議論、そして今日、小竹委員からもこうして具体的に御指摘、御要望をいただいているところでありますが、こうした議論も踏まえまし…
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48小小竹凱(国民)
ありがとうございます。
高専が国際通用性を備えた学位として確立されれば、更に高専の価値も上がりますし、皆さんのやる気にもなりますから、是非検討を進めていただきたいというふうに思います。
ちょっと時間がないんですけれども、もう一問、別のテーマについて伺いたいと思います。
いわゆる三浪の壁について伺います。
この三浪の壁とは、大学の授業料無償化制度において、三浪以上している学生は対象とならない、対象外となるルールを指しております。この三浪の壁の当事者はどの程度存在するのか、お答えをお願いします。
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