木下敏之 (参政党)

2026年4月14日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 94 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 145 発言)

参政党の木下敏之でございます。

本日も質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。

私、今からちょうど三十年前、一九九五年から一九九七年にかけて、栃木県の農協担当の課長として、農林水産省から出向を命ぜられておりました。主に何をしていたかと申しますと、当時バブルが崩壊して数年たったというときでございましたが、栃木県信連が日経二二五連動債券にひっかかりまして巨額の赤字を出しまして、ほかにも、栃木県は首都圏から近いものですから、ゴルフ場関係の融資にひっかかった農協がやはり幾つかございまして、その後始末を手伝ってこいということで三年間過ごしておりました。

改めて、今回、農林中央金庫法の改正のお話を伺うと、正直に申し上げて、当時と余り状況が変わっていないなと。今日は参考資料で一枚紙を出させていただいておりますが、当時から農協が資金運用先に非常に困っていて、困っているのでお金を県レベルの信連に預ける、そこでなかなか融資先が見つからないので、結構危ないものに手を出してしまう、その構造はなかなか変わっていないなと改めて思っております。

ですから、これは質問ではありませんけれども、農協組織が貸出先が厳しい、だから農林中金に預ける、信連に預ける、そして、ローリスクでハイリターンを求めるという体質があるように当時から感じておりましたので、この点についてやはり踏み込んでいかないと同じ問題がこれから生じていくのではないかとつくづく思っております。

それでは、質問に入ります。

まず、今回の農林中央金庫法の改正でございますが、一兆八千億円の赤字を出したということがきっかけでなっているわけでありますが、最初に農林中央金庫の御参考人にお伺いいたしますけれども、当時農林中金は理事会で運用方針を決定したということでございますが、なぜここまで損失が拡大するまでに方針転換ができなかったのか。

例えば、この十年のイールドカーブを見ておりますと、二〇一九年前後に逆イールド状況にもなりかけておりまして、また、二〇二一年から急速に長短金利差が縮まっていたりもしておるわけであります。その時点で見直しをかけなかったのはなぜなのでしょうか。

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