川裕一郎 (参政党)

2026年7月10日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第25号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 136 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 201 発言)

参政党の川裕一郎です。よろしくお願いいたします。

本日は、北朝鮮による日本人拉致問題について質問させていただきます。

拉致問題は、単なる人権問題ではなく、日本国民の生命と自由、そして国家主権が北朝鮮によって侵害された、我が国に対する重大な国家犯罪であります。

私は、石川県において約二十年間、救う会石川の活動に関わってまいりました。被害者家族の皆様が生きているうちに帰してほしいと訴え続けてこられた姿を、間近で見てきました。政府認定の拉致被害者五名が帰国してから、今年の十月で二十四年を迎えます。現在においても新たな帰国は実現しておらず、その一方で、被害者御家族の高齢化は年々深刻化しております。

私の地元石川県では、日本の拉致問題を語る上で極めて重要な地域であります。政府が認定した拉致事件の中でも、久米裕さんが拉致された宇出津事件は、日本国内で北朝鮮の工作員と国内協力者が連携をし日本人を国外に連れ去ったことが明らかになった事件であり、拉致問題の原点ともいうべき事件であります。

昭和五十二年九月十九日、当時五十二歳の久米さんは、石川県の奥能登に位置する宇出津海岸において北朝鮮の工作員金世鎬らによって拉致されたとされています。この際、北朝鮮の工作員に包摂され、いわゆる土台人とされていた在日朝鮮人李秋吉が、日本国内の協力者として決定的な役割を果たしてしまいました。

警察庁の公表資料によれば、北朝鮮工作員に取り込まれた在日朝鮮人が、北朝鮮の指示を受けて久米さんを海岸に誘い出し、沖合で待機していた工作船に引き渡したとされ、乱数表や暗号解読表など北朝鮮の工作機関による組織的な工作活動を裏づける資料も押収されています。

この宇出津事件を検証し、その教訓を現在の安全保障や危機管理体制にどう生かしているかを確認することは、日本国民の生命と主権を守る国会の重要な責務であると考えております。

そこで、順次お聞きしたいと思います。

宇出津事件は、北朝鮮の工作員と国内協力者による連携の下、日本人が日本国内の海岸から工作船で国外へ連れ去られた、我が国の主権と国民の生命、自由が侵害された事件であります。こうした事案を、政府として、国家犯罪としてどう位置づけ、どう総括をしているのか、あかま国家公安委員長に所見をお聞きしたいと思います。

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