お答え申し上げます。
先生御指摘のとおり、死の谷が、ディープテックを始めとする我が国のスタートアップが大きく成長する上では課題となっております。
このため、スタートアップの成長を促すため、政府としましては、先ほど申し上げましたスタートアップ育成五か年計画に基づき、研究開発段階から事業化、社会実装に至るまで、切れ目のない支援を行ってまいりました。
具体的には、大学等の研究成果を起業、業を起こすところまでつなげるギャップファンドによる支援、また、ディープテックスタートアップに対する研究開発支援や事業開発の支援、さらに、民間資金の呼び水となる官民ファンドを通じたリスクマネーの供給などの取組を総合的に行ってまいりました。
こうした取組を含めまして、スタートアップ育成五か年計画を抜本的に強化するため、先ほども御答弁申し上げました、先月ですが、スタートアップのスケールアップ、また、ディープテックスタートアップの支援、さらに、地域の経済社会を担うスタートアップの創出と育成という三つの柱から構成されるスタートアップ総力創出パッケージを取りまとめさせていただきました。
この中では、ディープテックスタートアップの初期の需要創出のため、SBIR制度を抜本強化し、スタートアップの製品、サービスを政府の本格的な調達や民間の調達ニーズにつなげる施策の強化の方向性を打ち出しております。
今回取りまとめられた施策を着実に実行することにより、死の谷を越えてスタートアップがより大きく成長していくよう、更に後押しをしてまいりたいと考えております。
113野野村美穂(国民)
ありがとうございます。それでは、強力にスタートアップのバックアップをお願いしたいなというふうに思っています。よろしくお願いいたします。
スタートアップが直面する死の谷では、具体的にどのような課題があると認識されているのでしょうか。その死の谷を乗り越えることができなかったスタートアップに対して、その要因はどのようなものだと捉えられているのか、お尋ねします。
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114木木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答えいたします。
スタートアップが直面する死の谷では、基礎研究の段階から実用化、事業化の段階へと移行する過程において、研究開発から事業化への移行に必要な資金の確保が困難となること、そして、特にディープテック分野では、研究開発に長期間を要する中で、投資家からの継続的な資金調達が難しくなること、技術の優位性はあっても、事業化、経営に関するノウハウや人材が不足すること、こういった複合的な課題が重なり合って、多くのスタートアップがこの段階で成長を断念せざるを得ない状況にあるというふうに認識しております。
この死の谷を乗り越えることができない背景や要因として…
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115野野村美穂(国民)
ありがとうございます。
続きまして、これまでの政府の取組について質問します。
スタートアップが死の谷を乗り越えるために、これまで政府としてどのような取組を行ってきたのでしょうか。
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- (上の発言)
116西西海重和内閣官房日本成長戦略本部事務局次長
お答え申し上げます。
先生御指摘のとおり、死の谷が、ディープテックを始めとする我が国のスタートアップが大きく成長する上では課題となっております。
このため、スタートアップの成長を促すため、政府としましては、先ほど申し上げましたスタートアップ育成五か年計画に基づき、研究開発段階から事業化、社会実装に至るまで、切れ目のない支援を行ってまいりました。
具体的には、大学等の研究成果を起業、業を起こすところまでつなげるギャップファンドによる支援、また、ディープテックスタートアップに対する研究開発支援や事業開発の支援、さらに、民間資金の呼び水となる官民ファンドを通じたリスクマネーの供給などの取組を総合的に行ってまいりました。
こうした取組を含めまして、スタートアップ育成五か年計画を抜本的に強化するため、先ほども御答弁申し上げました、先月ですが、スタートアップのスケールアップ、また、ディープテックスタートアップの支援、さらに、地域の経済社会を担うスタートアップの創出と育成という三つの柱から構成されるスタートアップ総力創出パッケージを取りまとめさせていただきました。
この中では、ディープテックスタートアップの初期の需要創出のため、SBIR制度を抜本強化し、スタートアップの製品、サービスを政府の本格的な調達や民間の調達ニーズにつなげる施策の強化の方向性を打ち出しております。
今回取りまとめられた施策を着実に実行することにより、死の谷を越えてスタートアップがより大きく成長していくよう、更に後押しをしてまいりたいと考えております。
117野野村美穂(国民)
ありがとうございます。
時間が少なくなってきましたので、次の、研究開発の成果を事業化、収益化する部分が弱いということに対する政府の現状認識については落とさせていただきますので、次の質問に行きます。
先ほど御紹介した大野氏の提言では、現在の議論が研究成果、起業、成長を前提としていますが、実際には、研究成果、実証、試作、品質保証、規制対応、量産化、市場導入、成長という長いプロセスが存在し、日本の課題はこの中間プロセスにあると指摘をされています。研究者は発見、論文、特許に強く、事業家は営業、市場、資金調達に強い。しかし、品質保証、量産化、実装設計、規制対応…
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118
小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
今、死の谷についていろいろ御議論いただいております。基礎研究の段階から実用化、事業化の段階へと移行する過程において資金等が不足し事業継続が困難となる、いわゆる死の谷を乗り越えるためには、多額の資金が必要であると認識しております。資金だけではないという御指摘、そのとおりでございますが。
そのため、現状では、海外の豊富な資金や市場を背景に、優秀な研究者やスタートアップが海外に拠点を置いて、海外を軸に活動し、海外発の事業、技術となっている事例が散見される。
このような中、GSC構想では、海外の豊富な資金やネットワークを日本国内に呼び込むことで、国内に拠点を…
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119野野村美穂(国民)
ありがとうございます。
続きまして、GSC構想の概要についての政府資料によると、アメリカのDARPAのプログラムマネジャーに相当するベンチャーディレクターに責任と権限をある程度集中させるとされています。
事業化を見据えたマネジメントを行うVDの役割が重要であるところ、どのような人材を想定しているのでしょうか。研究者出身を想定しているのか、それとも事業化経験者を想定しているのか、あるいはキャリアベンチャーのような社会実装経験者を想定しているのか、お尋ねします。
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