高山聡史 (チームみらい)

2026年6月17日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 160 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

ありがとうございます。

まさに、国がお金をかけてこの取組を始めたけれども、民間のマネーであったりとか、あるいは民間の事業者がついてこないということがないように、この拠点そして取組を魅力的なものに是非していただきたいというふうに思います。

最後に、今回の構想の成果をどのように捉え、どのように支えていくのか、その評価とガバナンスについて小野田大臣に伺います。

冒頭も申し上げましたが、ディープテックは、例えば量子やフュージョンエネルギーのように商業化までに十年以上を要することも珍しくないような非常に息の長い分野です。そもそも、世界を変えるほどの大きな挑戦というのは、すぐには成果の見えないところから始まるものだと思います。だからこそ、こういった挑戦を支えるためには、短期の事業化件数といった目先の数字だけにとらわれず、長い時間軸に立った評価が欠かせないと私は考えています。挑戦の大きさそのものを正当に受け止めるような評価の仕組みがあってこそ、現場は本当に大胆な研究開発に踏み出すことができるわけです。

その際に一つ有効かなと思う考え方が、個々の案件を一つ一つ問うだけではなくて、拠点全体を一つのポートフォリオとして捉えて、その総体で成果を評価するという発想ではないかなというふうに思います。

例えば、今回ベンチマークされていると思いますが、海外の先進的な拠点、例えばボストンのグリーンタウン・ラボでは、累計六百七十社以上支援して百二十五億ドル以上の資金を集めている。そして、トロントのマーズ・ディスカバリー・ディストリクトでは、千二百社以上、百九十億ドルを超える資金がこのエコシステム全体の成果として生まれています。こういった先行事例も踏まえながら、創業数、集まった資金、生まれた雇用、世界とのつながり、こういった中長期での広がりでこそ、今回の構想の真価が測られるべきだと考えます。

あわせて、先ほども申し上げましたが、最も優れたベンチャーディレクターに責任と権限を大胆に委ねて、機動的で迅速な判断を可能とするということが、こういった大きな挑戦を現場で力強く支えていくというふうに思います。

そこで、大臣に伺います。

目先の短期的な成果に偏ることなく息の長い大きな挑戦を腰を据えて支えていく、この構想をそうした長期、挑戦重視の評価と機動的なガバナンスで運営をしていくためにどういった形があるべきか、大臣の考えをお聞かせください。

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