長妻昭 (中道改革連合)

2026年6月12日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 40 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 178 発言)

これは大丈夫なんですかね。チャットGPTとかGeminiとか、名前、住所、そして病歴、どういう御病気か、まず一旦読ませる。絶対表に出ないと政府はおっしゃっておられますが、一ページ目、これも、AIに詳しい国立情報学研究所の佐藤一郎教授に詳細にお伺いしましたところ、このポンチ絵にもありますように、生成AIの出力に元の情報が出現する理由ということで、これは出てしまうんですね、いろいろなガードレール規制をしても。

そして、もう一つ、今日は内閣府に来ていただいているので。

今回、問題なのは、ダブルトラックになっているんですね。つまり、名前、住所つきの医療データ、これを統計特例で企業や個人事業主に出すことができるというのは、個人情報保護法のルートなんですね、今回の改正案の。もう一つのルートで、病歴を医学の進歩に活用する、そういう取組があるんですね。これはもう大臣御存じのように、大臣の所管ではありませんが、内閣府と厚労省所管の次世代医療基盤法という法律に基づいて、国民の皆さんの医療データをもう既に提供しています、企業に。医療データを病院から企業に提供して、医学の進歩、薬の進歩に役立ててもらおうというスキームがあるわけですね。このスキームの横に抜け道みたいな形で今回改正案が出てきたので、みんな心配しているわけであります。

ちょっと聞きますと、私、統計作成等とかAIの学習とかいうことでいえば、名前とか住所というのは必要ないと思うんですよ。仮名でもいいと思うんですよね。当たり前ですよね、こんなもの、仮の名前で。

さすがにというか当たり前ですけれども、次世代医療基盤法の世界の中では、仮名化をするということが義務づけられているんですね、義務づけられている。ただ、ここでの審議でも、いや、仮名化というのは提供元が大変だから、提供先が欲しいと言えば一旦渡して、提供先で適切に処理してもらうという答弁がずっと続いているんですが、できているんですよね。

今日、担当者に来ていただいておりますけれども、つまり、どういう仕組みかというと、提供元の病院は仮名化作業というのはなかなか難しいですよね、忙しいし。そうじゃなくて、仮名化作業をする事業者をお国が認定して、三者を厳密に認定して、三者に限っては、そこに生データを病院が渡して、三者というのはNTTデータ系、日立、京都大学系、医師会系があるんですけれども、ここが、認定作成事業者というところが仮名化、匿名化をして企業に渡しているというスキームなんです。

そのときに、大臣もこの前おっしゃったのは、仮名化するといったって全部できるわけないだろう、こういうふうにおっしゃったんですね。どういうことかというと、構造化されたデータは簡単に住所、名前を消せるけれども、例えば、カルテの自由記述欄ですね、フリーテキストみたいな、そこについては一々削除できないから一旦渡しちゃうしかないんだという話をしていました。

今日、担当者が来られておりますけれども、匿名、仮名化について、フリーテキストですね、例えばカルテの自由記述欄も含めて、それも含めてちゃんと匿名化、仮名化して企業に渡す、こういうふうに今なっているということでよろしいんですか。

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