お答えいたします。
株式会社IHIエアロスペース社がJAXAと締結したロケットや衛星の部品製造に必要な専用治工具の保全契約等について、同社が過去十年遡って点検したところ、虚偽の完了報告を行うなどの事案が多数確認をされました。事実と異なる報告に基づく不当な費用請求等が認められたことを踏まえ、六月二日に、JAXAにおいて、五か月間の競争参加資格停止の措置が講じられたところでございます。
本事案は、昨年十二月に、同社からJAXAに対し、既に更新済みと報告をしていた専用治工具の一部について、実は未実施であったとの連絡があり、JAXAから同社に詳細な調査を要請したことから発覚したものです。
専用治工具は同社の資産であり、JAXAは同社からの作業報告書の内容を確認する仕組みとなっていましたが、同社からは専用治工具の点検、更新等が適正になされていると報告されており、また、製品の製造への影響も見られなかったため、JAXAにおいて不正を把握できなかったものと承知しております。
92小小林修平(みらい)
ありがとうございます。
様々なステークホルダーがおられますが、是非前向きに御検討いただきたい、そのように思っております。
最後に、ロケットの打ち上げには失敗がつきものではございますが、失敗は成功に向けての過程にすぎず、決して無駄ではございません。我が国は、失敗に対して厳し過ぎる、失敗に対して過度に身構え過ぎなのではないかと私は思っております。仮に失敗をしたとしても、スペースX社のように拍手喝采できるような雰囲気の醸成であったり、広報活動にも期待をしたいと思っております。
お時間が近づきました。あさって、まさに朝、H3ロケット六号機の打ち上げが予定を…
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山下貴司(自民)
次に、河野正美君。
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94河河野正美(自民)
自由民主党の河野正美です。
八年半ぶりに国会に戻りまして、初めての質問の機会をいただきました。内閣委員会は、二〇一六年四月二十七日以来十年ぶりの質問となりますので、よろしくお願いいたします。
早速質問に移りたいと思います。
冒頭、先日、宇宙活動に関連いたしまして、不適切事例というのが報道されました。お手元に配付資料を配っているかと思いますので、御覧ください。主要な新聞、ネット記事等々で報道されております、JAXAとIHIエアロスペース社との契約に関する不適切事例ということであります。
H2AとH3ロケットに関する専用治工具の保全契約において、IH…
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- (上の発言)
95古古田裕志文部科学省大臣官房審議官
お答えいたします。
株式会社IHIエアロスペース社がJAXAと締結したロケットや衛星の部品製造に必要な専用治工具の保全契約等について、同社が過去十年遡って点検したところ、虚偽の完了報告を行うなどの事案が多数確認をされました。事実と異なる報告に基づく不当な費用請求等が認められたことを踏まえ、六月二日に、JAXAにおいて、五か月間の競争参加資格停止の措置が講じられたところでございます。
本事案は、昨年十二月に、同社からJAXAに対し、既に更新済みと報告をしていた専用治工具の一部について、実は未実施であったとの連絡があり、JAXAから同社に詳細な調査を要請したことから発覚したものです。
専用治工具は同社の資産であり、JAXAは同社からの作業報告書の内容を確認する仕組みとなっていましたが、同社からは専用治工具の点検、更新等が適正になされていると報告されており、また、製品の製造への影響も見られなかったため、JAXAにおいて不正を把握できなかったものと承知しております。
96河河野正美(自民)
今、品質には問題ないということを伺いましたけれども、JAXAに対して虚偽報告を重ねてきた事業者の製品を今後も継続として無条件に安心して信頼していくのは難しいことかなと思います。また、対応できる事業者というのがこういった専門分野では限られていると思われますので、こういった不祥事は技術開発の進展を大きく阻害する要因になるのではないか、看過できないというふうに思っております。
信頼を回復する上で、政府は事業者にどのような取組、姿勢を求めるのかをお尋ねいたします。
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97古古田裕志文部科学省大臣官房審議官
お答えいたします。
我が国の主要な宇宙関連企業において今回のような不適切な事案があったことは大変遺憾であり、重く受け止めております。
今後、文部科学省及びJAXAにおいては、特別調査等の実施を通じて事実関係の把握及び原因の究明を進めるとともに、契約管理や業務履行確認の在り方も含め、全容解明に取り組み、必要な再発防止策を着実に講じてまいります。
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98河河野正美(自民)
競争環境が厳しい中、日本ではロケット打ち上げ数の増加が求められているところであります。昨年のH3ロケットの打ち上げ失敗を乗り越えて、先ほど来質問にもありましたように、明後日十二日に打ち上げが再開されるという矢先にこのような不適切事例が発覚したということは非常に残念ではありますが、今後のロケット打ち上げへの影響をどのように受け止めるか、政府としての見解を小林副大臣に伺いたいと思います。
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