本年一月の有識者会議において、今般の推進法の改正の検討にとどまらず、将来的な課題に先手を打つ形で対応ができるよう、今後も不断の見直しを行うことが不可欠である、その際、時宜に沿わなくなった古い制度をスクラップするという視点も忘れてはならないと指摘をいただいております。
本法案においては、施行後三年をめどに施行状況を見直すことを政府に求めておりますが、この規定にかかわらず、状況に応じて不断に見直しを行うことは当然に必要と考えており、国際情勢の変化等に対応すべく、様々な観点から施策の実施状況を検証し、法制上の措置に限らず、必要な措置を検討してまいります。
次に、各施策の評価とその結果の国民への公開については、例えばサプライチェーンの強靱化については、毎年、施策の実施状況のフォローアップを行い、その結果をホームページで公表しております。基幹インフラ制度についても、基幹インフラ事業者の指定状況、そして届出件数について定期的に取りまとめを行い、こちらもホームページで公表してきております。
最後に、見直しの検討の議論の国民への公開についてですけれども、本法律案の策定に向けた昨年十一月以降の有識者会議の議論の内容について、議事要旨をホームページでこれも公開しております。
今後の本法律上の各施策の評価と見直しの議論についても、これまで同様に、国民に対する説明責任、しっかりと果たしてまいりたいと考えます。
114
川裕一郎(参政)
今の質問である程度は理解できましたので、ありがとうございました。
次に、シンクタンクに関して質問させていただきます。
本改正では、独立行政法人経済産業研究所、RIETIを、総合的な経済安全保障のシンクタンクの機能を持たせる一方、内閣府は別途、重要技術戦略研究所(仮称)という、安全、安心に関するシンクタンクを設立しようとしています。有識者会議でも、シンクタンク機能が分散をすれば、人材や資金が薄まり、経済安全保障、そして技術戦略を統合的に設計できなくなるのではと懸念もされております。
ここで、お聞きをします。
RIETIと重要技術戦略研究所という二つ…
この発言のページ
115
小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
総合的な経済安全保障シンクタンクは、今回の法改正で、公的機関である独立行政法人内に政府主導で設置されるものでございまして、政府の要請に即応することも含め、外交、情報、防衛、経済、技術に係る調査研究を実施し、政策提言を行う唯一の政府系シンクタンクです。
他方、重要技術戦略研究所については、一般財団法人として設立される民間の機関でございまして、技術に特化し、アカデミアも巻き込む形で、産官学連携による科学技術戦略の推進等に加え、大学と連携した人材育成を行うことが期待されております。
メリット、デメリットをお尋ねでございますが、今申し述べたように、これらの二…
この発言のページ
116
川裕一郎(参政)
ありがとうございました。
ちょっと時間ももう余りなくなったので、最後の質問に行かせていただきます。
質問ですけれども、本改正に基づく各施策について、どのようなKPIを用いて日本の自律度を測り、いつ、どのようなタイミングでスクラップを含めて見直しを行うのか。また、その評価結果と見直しの議論をどのような形で国会と国民に公開をし、説明責任を果たしていくのか、政府としての具体的な方針を大臣にお伺いします。
この発言のページ
- (上の発言)
117
小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
本年一月の有識者会議において、今般の推進法の改正の検討にとどまらず、将来的な課題に先手を打つ形で対応ができるよう、今後も不断の見直しを行うことが不可欠である、その際、時宜に沿わなくなった古い制度をスクラップするという視点も忘れてはならないと指摘をいただいております。
本法案においては、施行後三年をめどに施行状況を見直すことを政府に求めておりますが、この規定にかかわらず、状況に応じて不断に見直しを行うことは当然に必要と考えており、国際情勢の変化等に対応すべく、様々な観点から施策の実施状況を検証し、法制上の措置に限らず、必要な措置を検討してまいります。
次に、各施策の評価とその結果の国民への公開については、例えばサプライチェーンの強靱化については、毎年、施策の実施状況のフォローアップを行い、その結果をホームページで公表しております。基幹インフラ制度についても、基幹インフラ事業者の指定状況、そして届出件数について定期的に取りまとめを行い、こちらもホームページで公表してきております。
最後に、見直しの検討の議論の国民への公開についてですけれども、本法律案の策定に向けた昨年十一月以降の有識者会議の議論の内容について、議事要旨をホームページでこれも公開しております。
今後の本法律上の各施策の評価と見直しの議論についても、これまで同様に、国民に対する説明責任、しっかりと果たしてまいりたいと考えます。
118
川裕一郎(参政)
以上で質問を終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
119
山下貴司(自民)
次に、高山聡史君。
この発言のページ
120
高山聡史(みらい)
チームみらいの高山でございます。
本日は、まず、今回の改正により、医療分野が基幹インフラ制度の対象に追加されることについて伺います。
近年、医療機関を狙ったサイバー攻撃は急激に深刻化をしており、ランサムウェアによる電子カルテシステムの停止、外来診療、手術の一時休止といった事案が国内外で繰り返し発生しております。患者さんの生命、健康に直接の影響が及ぶような事態を防ぐためにも、医療分野を基幹インフラ役務として位置づける改正は、私としても必要なものだというふうに考えます。
他方で、医療機関は、これまで基幹インフラ制度の対象とされてきたほかの分野と比較しま…
この発言のページ