鈴木一人東京大学公共政策大学院教授/国際文化会館地経学研究所長

2026年5月14日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 90 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 95 発言)

ありがとうございます。

CPTPPは、自由貿易の関税を下げる、いわゆる最恵国待遇の度合いが九〇%を超えるという極めて高い水準の自由貿易体制であるということでありますので、他国に対して経済を武器化する、つまり、そのための手段である例えば関税ですとか投資規制、そういったものは、ルールによって支配されるというか、ルールによって規定をされているので、武器化するための手段がCPTPPの加盟国内では実施されないということがこのルールを守っている限り約束されているというふうに私は理解をしています。

逆に、こうしたルールに属さない、そういった国々がこうしたルールを飛び越えた形で、今、特に、WTO等もルールがあるにもかかわらず、それを実施しない国というのが出てきて、それがまさに経済の武器化と言われる状況を生み出していますので、CPTPPがしっかりと機能し、そして、日本を含む主要国のリーダーシップによって、ルールがきちんと参加国によって守られることによって、こうした武器化をするための手段というものが実施されないということが約束されるのではないかというふうに考えております。

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