岡素彦内閣官房内閣審議官

2026年4月22日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 21 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 246 発言)

御心配いただき、本当にありがとうございます。恐縮でございます。

国家情報局に限らずですけれども、一般的に、各情報機関の職員というのは、先ほどもおっしゃっていただいた秘密保全上の要請から、職場の上司、同僚や、あるいは家族、友人らに職務の内容を明かせない、そういう状態に置かれるのが通例でございまして、そのことに起因する孤立感でありますとか孤独感というのを感じることはよく見聞きするところでございます。

また、更に申し上げると、任務の成否が国や国民の安全を左右しかねないという重圧感や緊張感など、様々な心理的負担がかかりやすい環境下に置かれておりまして、特に、格上げ後の国家情報局においてはそうした負担が増すことも考えられます。

そのほか、御案内のとおりですけれども、外国で勤務しますであるとか、あるいは特別な秘密を取り扱う職員においては、一日中窓のない職場で勤務するといった、物理的な環境という点でも特殊なケースがございます。

必要な使命感や緊張感を保つことは業務上必要なことだと思っておりますし、私どももそういう服務規程の下で勤務しているところでございますけれども、ある程度肩の力を抜いて職務に当たることがよい結果につながるとも思いますし、また、長い目で見て、本人のやる気を持続、継続させる支えにもなるというふうに考えております。

ですので、例えば、組織内で秘密保持と両立のできる相談受理の方法を定着させることでありますとか、仕事のことをいっとき忘れられる長期の休暇取得というのを従来以上に促進するでありますとか、さらには、長年継続することが望ましいと申し上げながらも、安心して重要任務を引き継ぐことのできる後任者を計画的に育成、配置することなど、様々な工夫を進めることにより、御心配の職員の心身の健康に留意した組織運営を図ってまいりたいと考えております。

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