小川康則総務省自治行政局長

2026年4月28日・第221回国会 衆議院 総務委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 119 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 144 発言)

お答えをいたします。

今後、急速な人口減少が見込まれる中、共通性の高い業務に関しまして、委員御指摘のような都道府県を中心とした共同調達を進めることは、スケールメリットによるシステム運用費用の削減や調達業務の負担軽減などに資するものと考えてございます。また、個別調達が難しい小規模自治体を御紹介いただきましたけれども、こうしたところでもシステムを導入しやすくなるといった効果もある、こういった期待もしておるところでございます。

政府といたしましては、令和六年に、内閣官房、デジタル行財政改革会議におきまして、国・地方デジタル共通基盤の整備・運用に関する基本方針、これを定めておりまして、これに基づきまして、業務、システム共通化の取組を進めておるところでございます。

足下の取組例を見ますと、例えば熊本県におきまして、AI議事録作成システムを県が一括して契約し、市町村が共同で利用する、こうした仕組みを導入することによりまして、コスト削減や契約事務手続の負担軽減を実現してございます。総務省では、こうした優良事例を事例集に掲載し、他の都道府県へも横展開をしていくといったことを進めておるところでございます。

こうしたシステムの導入経費につきましては、令和七年度からデジタル活用推進事業債の活用を可能としておりまして、行政運営の効率化を図るための情報システムの共同調達を対象に含めたところでございます。各地方自治体において有効に活用いただきたいと考えておるところでございます。

最後に、デジタル人材確保の課題でございますが、都道府県と市町村が連携したDX推進体制を構築し、その中で、都道府県にDX人材をプールして市町村を支援する仕組み、これを総務省として推進してございます。こうした総合的な推進体制の中で、システムの共同調達や共同利用につきましても、都道府県による市町村支援、これを推進してまいりたい、このように考えておるところでございます。

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