柳瀬護金融庁総合政策局総括審議官

2026年4月14日・第221回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 96 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 130 発言)

お答え申し上げます。

地域、エリア全体の価値を高めていくことは大変重要であり、地域の課題やニーズ、特色を踏まえた町づくりを進めていくために、地域金融機関に積極的な関与が求められているというふうに金融庁としても認識しております。

今委員から御指摘いただきましたように、不動産に係る事業につきましても、事業の実態や将来キャッシュフローに注目し融資を行うことは、地域の面的活性化の観点からも重要であると考えております。

本年五月には事業性融資の推進等に関する法律が施行されまして、事業性融資を進めるに当たっての有用な選択肢であります企業価値担保権が創設されることとなっておりまして、町づくりによる将来キャッシュフローの改善を踏まえた融資にも活用できると考えております。このような点も含めまして、金融庁としては、金融機関による事業性融資の取組を一層後押ししてまいりたいと考えております。

また、地域金融機関が町づくりに一定の役割を果たしていく観点から、金融機関が所有する不動産の有効活用を進めることができるよう、金融庁において二〇一七年に監督指針を改正しておりますし、足下では、官民連携の町づくりにおいて、地域金融機関が地域の様々なプレーヤーと連携しながら案件形成や資金供給まで一体的に関与し、公有不動産の有効活用につなげる事例も見られるところでございます。

このように、遊休不動産の利活用等を通じて地域の面的な活性化を促し、エリアとしての価値を高めていくために、金融庁としても、地域金融機関が一定の役割を果たすことができるよう、引き続きこれらの取組を後押ししてまいりたいと考えております。

また、御指摘の国土交通省との連携につきましても、双方の施策について担当者間で情報交換等を行っているところでございまして、今後も必要に応じて適切に連携してまいりたい所存でございます。

前後のやりとり

92の発言を見る

100の発言を見る