中澤克典農林水産省大臣官房危機管理・政策立案総括審議官

2026年3月12日・第221回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 94 発言)

お答えいたします。

能登地域におきましては、農林水産分野でも甚大な被害が発生し、発災直後から、国、県、市町、そして地元の農林漁業者が一体となり、農地、農業用施設、林地、林道、漁港、漁場の復旧などに取り組んでまいりました。

その結果、奥能登地域では、令和七年には、被災地の七割を超える約二千ヘクタールの水田において作付が行われたほか、製材工場の営業再開や、地盤が隆起した漁港でも順次操業が再開されているなど、復旧は着実に進んできております。

一方で、現場の皆様の声をお聞きすると、生活やなりわいの再建は道半ばで、なお多くの課題が残されている状況であり、能登半島における農林水産業の復興を加速化していく必要があると認識しております。

昨年の十一月に鈴木農林水産大臣が能登半島を訪ねた際には、海女の皆様方から、崩壊した山地からの土砂がサザエ漁の漁場に流入し、海女漁に支障を来しているとの御意見をいただきました。これを受けまして、国と県において協議会を立ち上げ、漁場へ影響を及ぼすと考えられる全ての治山工事箇所について、早期復旧を図る方針をお示ししました。

また、農地の復旧につきましては、単なる原形復旧ではなく、将来を見据えた改良復旧を行いたいとの御意見も踏まえ、国がプッシュ型で地域の議論の素材となる将来像の絵姿の素案を提示するなどにより、地域の合意形成の支援を行っているところでございます。

このように、現場からいただいた意見や課題に対し、可能な限り迅速かつ的確な対応を行ってきているところでございます。

引き続き、鈴木大臣の強いリーダーシップの下、現場の声に真摯に寄り添いながら、能登地域の基幹産業である農林水産業の復興、地域の活性化を一層加速させるべく、全力で取り組んでまいります。

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