是非お願いいたします。
政府は、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて、二〇五〇年までに全ての既存建築物のストック平均でエネルギー消費の少ないZEH、ZEB水準を確保する目標を掲げています。
国交省の脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会の試算でも、新築建築物の省エネ化だけでなく、既存建築物の省エネ改修や高効率設備への更新を織り込んで、ようやく二〇五〇年にストック平均でZEH、ZEB水準が見込まれるとしております。
一方で、本法案におけるライフサイクルカーボン評価の義務化は、五千平方メートル以上の新築建築物が中心であり、既存建築物は対象となっていません。建築物は長期間使用されるものであり、二〇五〇年時点でも、現在存在している既存建築物がストックの大部分を占めることになります。
既存建築物について、ライフサイクルカーボン評価を含め、どのように対策を強化していくお考えでしょうか。大臣に伺います。
131
金子恭之(自民)国土交通大臣
畑野委員にお答え申し上げます。
委員御指摘の脱炭素化に向けたロードマップとしては、地球温暖化対策計画において、二〇五〇年カーボンニュートラルに向けて、二〇三〇年度における業務その他、家庭、産業、運輸の各部門ごとの温室効果ガス排出削減量の目安を設定をしております。
具体的には、二〇三〇年度における削減量の目安として、建築物の使用段階については、二〇一三年度比で、業務その他部門において約一・二億トン、家庭部門において約一・四億トンのCO2削減、建築物の資材製造、施工、解体段階については、建築関連に特化した形では設定されていませんが、計画全体の中では、産業…
この発言のページ
132
畑野君枝(共産)
大臣にお答えいただいたんですけれども、確認なんですけれども、スピード感を持ってやるべきじゃないかと思うんです。そういう点では、エンボディードカーボンも建築分野でなかなか出ないという話なので、そういうのも具体的に促進していただきたいと思うので、一言、いかがでしょうか。
この発言のページ
133
金子恭之(自民)国土交通大臣
御指摘のこともございますし、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
この発言のページ
- (上の発言)
134
畑野君枝(共産)
是非お願いいたします。
政府は、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて、二〇五〇年までに全ての既存建築物のストック平均でエネルギー消費の少ないZEH、ZEB水準を確保する目標を掲げています。
国交省の脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会の試算でも、新築建築物の省エネ化だけでなく、既存建築物の省エネ改修や高効率設備への更新を織り込んで、ようやく二〇五〇年にストック平均でZEH、ZEB水準が見込まれるとしております。
一方で、本法案におけるライフサイクルカーボン評価の義務化は、五千平方メートル以上の新築建築物が中心であり、既存建築物は対象となっていません。建築物は長期間使用されるものであり、二〇五〇年時点でも、現在存在している既存建築物がストックの大部分を占めることになります。
既存建築物について、ライフサイクルカーボン評価を含め、どのように対策を強化していくお考えでしょうか。大臣に伺います。
135
金子恭之(自民)国土交通大臣
委員御指摘のとおり、二〇五〇年カーボンニュートラルに向けて、既存建築物の省エネ化や脱炭素化に取り組むことは大変重要であります。
本法案で創設いたしますライフサイクルカーボン評価結果の第三者認証・評価制度は、既存ストックも対象とする予定でございます。
当該制度の活用によりまして、建築主や設計者が、省エネ改修を行わずにそのまま活用し続ける場合と改修を行う場合のライフサイクルカーボンを比較して、改修コストや光熱費、温室効果ガスの削減効果を把握することで改修を行うかどうかを判断したり、あるいは削減効果を表示しアピールすることで、環境負荷を考慮した事業に貢献し…
この発言のページ
136
畑野君枝(共産)
リフォーム助成など、要望もあるわけですけれども、目標を持って実効性ある対策を進めるためには、規制も含めた対策を是非検討していただきたいと思います。
ライフサイクルカーボン評価に当たっては、今後、低炭素建材やGX建材の活用が進められていくことになりますが、その評価の在り方は極めて重要です。鉄鋼分野では高炉にCCSを組み合わせる手法も検討されていると聞きますが、CCSについては、CO2排出削減効果やCO2の回収、貯留の面でも課題が山積しています。
千葉県の九十九里沖ではCCS事業に向けた試掘許可が出されましたが、南関東ガス田との関係や、プレートが三つも重…
この発言のページ
137宿宿本尚吾国土交通省住宅局長
お答えをいたします。
今回創設をいたしますライフサイクルカーボン評価制度におきましては、新たに建材、設備製造時の脱炭素化の取組が評価されることとなりますが、その実効性を高めるためには、それぞれの建材、設備において、製造時の温室効果ガス排出量原単位と言われるものを整備することが重要となります。
この法案におきましては、排出量原単位の算定方法や表示内容を国が定めた上で、建材・設備製造事業者がその旨を建材、設備の広告などに表示ができることとしております。
排出量原単位は、建材、設備の製造過程で排出される温室効果ガスを算定するということになりますが、委員御…
この発言のページ