宿本尚吾国土交通省住宅局長

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 91 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えをいたします。

昨年四月の改正建築物省エネ法、建築基準法の施行によりまして、全ての新築、増改築される建築物に対しまして省エネ基準への適合を義務化、二階建ての木造戸建て住宅などに係る建築確認における審査省略制度の見直しなどが行われました。

この改正により建築確認による審査事項が増えますことから、法改正前と比較をして指定確認検査機関の負担も増えていくということはある程度想定をされておりました。審査の日数を要するということも想定をしていたわけでございます。

確認、検査の体制につきましては、平成十年の建築基準法の改正によりまして、民間の指定確認検査機関が建築確認や検査を行えるようにして以降、建築確認の件数自体は減少する中で、指定確認検査機関における確認検査員の人数は全国的に見れば大幅に増加をしてきたわけでございます。

さらに、確認検査員の高齢化が顕著である実態を踏まえ、将来的な担い手不足に対応するため、令和五年の建築基準法の改正によりまして、小規模住宅などに特化をした審査者資格制度も創設をしているところであります。いわゆる二級建築基準適合判定資格者という新しい制度を創設をしております。

さらには、国土交通省では、指定確認検査機関の地域偏在などにも対応するために、計画地によらずに円滑に建築確認や検査の手続を行えるようにできるよう、オンラインによる申請やリモートでの検査を行うことができる環境を整備をしているところでございます。

このように、審査者側の体制整備はしっかり取っておりますけれども、依然として、委員御指摘のとおり、一部で長期化している方がいらっしゃいます。こういった方は、やはり、審査のいろいろ手戻りも多くて日数を要しているというのが実態でございます。ただ、そういう方々にも、様々、相談窓口などを通じて、引き続き、こういった制度の的確な運営、手続のオンライン化などを通じて、建築確認、検査体制の確保に努めつつ、審査の円滑化に努めてまいりたいというふうに考えております。

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