金子恭之 (自由民主党)国土交通大臣

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 55 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 120 発言)

お答え申し上げます。

造船業は、海上輸送に不可欠な船舶を安定的に供給し、国民生活、経済活動のみならず、安全保障も支える極めて重要な産業であります。

近年、我が国造船業が建造量を減少させてきたことから、国内の建造需要を十分に受け止めることができず、船舶の建造を海外の造船業に頼らざるを得ない状況となっております。

こうした状況の中で、高市内閣では、造船を戦略分野の一つに位置づけており、船舶建造量を二〇三五年までに千八百万総トンに倍増させ、世界の造船市場の中で我が国の競争力を強化する目標を打ち立てました。今後、造船業再生基金を通じ、省力化、自動化設備の整備や時間を要するドック拡張、クレーンの導入等への支援を計画的に行うとともに、造船AIロボットの開発、普及と併せて人材の確保、育成等に取り組んでいくこととしております。

なお、造船業再生基金につきましては、今年三月に基金造成を行っており、現在、安定供給確保支援法人において、供給確保計画の申請を検討している多数の造船事業者からの相談を受けているところであります。供給確保計画の内容が確定された後に速やかに造船事業者が設備投資に着手できるように努めてまいります。

これらの施策を着実に進め、他国には負けない競争力を確保し、日本の船は日本で造る、その実現に向けて世界を牽引する確たる地位を確保してまいります。

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