畑野君枝 (日本共産党)

2026年4月22日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 132 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

これまで、一部の富裕層が住んで、そしてその一部の方々が暮らしやすくなるまちづくり、もうかるのは民間のディベロッパーや大手ゼネコン。今回の改正というのは、その枠組みを拡大するものです。民間事業者による都市再生事業であれば、法改正までして誘導しなくても、民間事業者が事業費を負担して建てれば足りるというふうに思います。

次に、法案にある都市再生整備等協定について伺います。都市計画作成の段階で、市町村と事業者が施設整備や管理について、前倒しで協定を結ぶことができるというものです。

千葉県柏市の柏駅西口北の再開発の現場を見てまいりました。国や市も関わる計画です。必要な情報開示もない、住民参加もないまま進められている状況を見てまいりました。こうした状況に法律がお墨つきを与えることにはなりはしないかと本当に心配しております。

また、東京都品川区の大崎駅前の再開発の問題では、マンションの再開発といいながら、マンションを壊してオフィスビルを造るというものです。住民の方がマンションから転出することが前提となった事業です。ここは、都市再生緊急整備地域に位置づけられて、都市再生特措法に基づいて、国が支援をしております。住んでいるマンションを追われかねない住民の方から私もお話を伺いました。

都市計画法にある公聴会は開くも開かないも自治体任せの制度ですから、これでは住民の財産権や居住権は守られません。都市計画作成段階でも品川区と準備組合は頻繁に打合せをして、今度の法案の都市再生整備等協定で危惧されることは、現場ではずっと行われてきたというのが実態です。

都市再生整備等協定は、都市計画の作成に当たって、自治体も事業者も秘密主義を取っている現状を追認し、都市計画法上の公聴会など住民参加の制度を一層骨抜きにするものではありませんか。いかがですか。

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