沓掛敏夫国土交通省道路局長

2026年3月10日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 103 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 202 発言)

お答え申し上げます。

道路の渋滞は、時間やエネルギーのロスを引き起こし、経済活動へ多大な損失を与えるとともに、環境への影響もあるものと考えております。

道路渋滞による渋滞損失については、自動車の移動時間のうち、約四割が渋滞により損失している時間となっています。この損失している時間を合計すると年間で約六十一億人時間となり、労働時間に換算すると約三百七十万人分に相当いたします。

また、環境への影響については、渋滞によるCO2排出量として、日本のCO2総排出量の約一・三%に相当すると試算しております。

道路渋滞による経済損失、GDPへの影響につきましては、GDP全体への影響がどの程度かは把握しておりませんが、例えば首都高速中央環状線の全線開通により、一都七県で年間約八千二百億円の経済効果があったとの試算もなされており、道路渋滞の緩和による移動時間の短縮は地域経済に寄与するものと考えております。

国土交通省としましては、引き続き、道路ネットワークの整備などのハード対策だけではなく、ビッグデータを活用したソフト対策も講じることにより、渋滞の緩和に向けて取り組んでまいります。

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