伊東信久 (日本維新の会)

2026年6月26日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 42 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 129 発言)

ありがとうございます。本当に、データベースを有効に使うということなんです。

このRSウイルスもそうですし、新型コロナウイルス感染症もそうなんですけれども、まずは有効な治療法というのがないんですね、治療薬というのが。これもまた沼崎委員も御質問していただいたんですけれども、麻疹ウイルス、はしかウイルスですけれども、これも治療法が確立されていません。

せっかくですから、この資料を見ていただきたいんですけれども、前回、ゲノムのところで、ノーベル医学・生理賞を取られたペーボ博士の、個人のゲノムの状態で、コロナウイルス感染症でも重症化するという話をしたんです。それを紹介してくれた瀬戸先生と僕が、はしかウイルスのその後の、感染した後に何年かたってからいわゆる重篤な合併症を起こすという亜急性硬化性全脳炎の実験をちょっと、研究をしていたので、これは私の論文なんですけれども、恥ずかしながら。(発言する者あり)済みません、きちっと査読のある論文でございます、引用もされておりまして。

これは、患者さんから分離したはしかウイルスなんですね。一度はしかウイルスに乳幼児のときにかかられて、十代になってから発症しているんですよ。その治療というか、治療法はないんですけれども、治療のために、ウイルスを分離することができたんですけれども、それを実験動物に今度感染させたらどういうことが起こったかというと、AとBの写真というのは実験動物の脳の写真ですね。分かりにくいかもしれないですけれども、分かっていただきたいことは、虫食い状態になっているということですね。つまり、スポンジ状になっているということなんです。つまり、それだけ神経細胞が虫食いされているということなんです。これは非常に恐ろしいことです。

まず、なぜ、麻疹ウイルスが、一旦かかって、その後も罹患後症状が続くのかということですね。つまり、だんだんだんだんむしばまれてきて、最後はこうなってしまったということです。これが同じように人間にも起こっているということなんですね。そのためにも予防接種が大事だということをまずは強調させていただきたいと思うんですけれども、それでもやはり、この後、症状が出てくる人もいてる。そういった方々も救済が必要なのではないかということです。

だから、これは麻疹ウイルスもそうです。新型コロナウイルスに感染された方もそうです。治療法がないんだから、それは今の人類の科学とウイルスとの戦いなんですけれども、それでも我々は、私においては臨床医で研究者で政治家ですけれども、やはり政治家がなすべきことは、その後のことも大事だということです。ただ、今回、RSウイルスのやはり法案ですので、ここは本当に、新たなる選択肢が出たというのはすばらしいことだ、そのように捉えております。

ただ、麻疹ウイルスの話をしましたので、麻疹ウイルスも、日本においては、これはもうかなり排除状態。というか排除状態なんですけれども、それでも海外から来られる。ワクチンを受けられているか、受けられていない方の地域差もあるということですよね。打っていない世代の方もいてるから、その後のことも大事なんですけれども、本当に、厚生労働省としては、今後の、ここは麻疹ウイルスの話をしましょう、麻疹ウイルスの今後の対策についてどのようにお考えか、お伺いいたします。

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