岡野純子 (国民民主党)

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 75 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 164 発言)

質問レクのときでも、まだここはこれからだ、ここはまだ余地があるというようなニュアンスを受け取りましたので、是非ともお願いをしたいと思います。

では、ここからは、子供の自殺について伺ってまいりたいと思います。

冒頭申し上げたとおり、自殺者数全体は減少傾向にありまして、令和七年は、前年度比でも千百三十二人減って、一万九千百八十八人でありました。一方で、報道等で皆様御承知のとおり、小中高生の自殺をしてしまった子というのは、統計を取った昭和五十五年以降、過去最多、五百三十八人ということであります。

私は、子供二人おりまして、下の子がまだ小学生ですので、いまだにまだ毎晩一緒に手をつないで寝ているんですけれども、やはり、女の子なので非常にすべすべで柔らかい手を握って思うのは、全国のどこかで、同じように柔らかい手で、パソコンに向かって自分の死に方を検索している子供がいるかと思うと、本当に胸が痛みますし、いたたまれない気持ちに人の子の親として思うわけであります。

子供たちの自殺の数を月別に見ますと、やはり九月が多い。そうなると、学校に課題が、学校、先生、友人、学業に課題があるのかなと推察はできるわけです。次は一月ですから、受験のストレスかなという推察はできるわけです。ですが、数字だけで見たら秋も高水準ですし、そもそも、先ほどから申し上げているように、決して単純な理由ではなくて、複合的な理由だということを考えますと、学校問題だって、家庭問題だって、体調の問題だって昔からあるわけで、子供の数が減っている今、なぜという思いが当然にあります。

厚労省のウェブマガジンを見ておりましたら、随分古い記事、七年前の記事なんですが、かつて自殺総合対策推進センター長だった本橋豊さんという方の書かれた言葉の中で、中高年の自殺というのは、失業や借金など、社会的、経済的影響が原因である場合が多く、失業者対策など、減らすための対策が打てる、だけれども、一方で、若者、子供の自殺は、半数以上が原因が不明であり、原因を見つけて対策を立てることが非常に難しいというふうに書かれていました。

物の本を読んだり世論を聞いていると、将来に希望が持てない社会のせいだとか、かつては家庭と学校、社会が二個しかなかったのに、そこに、SNS、インターネットを通じて、スマホの向こうにまた別の世界を知ることになったからだとか、それが影響しているんだとか、いろいろな分析があるわけですけれども、少しでもヒントを探して、原因と思われるものを集積をして分析をしていかなければならないと思うんですが、この点、政府の考えをまずは伺います。

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