まさに技術の進展度合いというのは日進月歩でございますので、それのきちんと情報を収集してキャッチアップをするということが極めて大事でございます。それは国内だけではなくて、国外も含めまして、こういった進展を常に把握するように努めていただき、そしてまた、事実に基づいて迅速に、今駄目にしていても、これが有効であって安全であるとなれば、禁止の対象から外すことも必要だと思いますので、ブレーキとアクセルを、今の状況がどんどん変わっていくんだという前提で、フレキシブルな御対応をいただきたいというふうに思います。
次に、臨床研究についてお伺いをいたしたいと思います。
これは浜地議員からも御指摘ありましたけれども、ミトコンドリア核置換術。ミトコンドリア病、これは難病指定されておりますが、我が国におきましても約千五百人ほどの方がこの指定を受けていらっしゃる。そして、軽くて症状が出ない、あるいは、ちょっと出ていてもこの難病だと気づかないという方は結構たくさんいらっしゃるというふうに伺っております。
そうした中で、遺伝的なものもありまして、ミトコンドリア病の方がお子様を持ちたいと思われたときに、この生殖細胞、胚の段階でミトコンドリアを入れ替えるということをすれば、理論的には生まれてくるお子さんがミトコンドリア病にならない可能性が高いということもあって、これも大いに期待をされるところではないかと思うんですが。
具体的には、このミトコンドリア核置換技術は、英国、オーストラリアでは既に臨床応用できる法的枠組みとなっているというふうに承知をしているんですけれども、我が方においては、今回この法案が成立した際の、このミトコンドリア核置換術は、禁止対象であるゲノム編集技術等に該当して駄目だということになるのかをちょっとお伺いをしたいと思います。
111佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
お答えいたします。
まず、今CAR―Tとかにも触れていただきましたけれども、これはこの法案のかなり中核的な部分でございます。つまり、今回の法規制の対象は、次の世代に及ぶ生殖細胞系列と呼ばれるものでございます。それに対して、CAR―T療法は、これは体細胞という生殖細胞の反対側の細胞の種類でございますけれども、こちらに行くものでございます。こうしたものは既に臨床的にも実用し、薬としての開発も進んでおります。
よって、まずこの法律に対しての規制の範囲を明確にすることによって、一方で、科学の果実、ゲノムサイエンスの果実であるところについては、この体細胞領域に…
この発言のページ
112
豊田真由子(参政)
その見極めというかバランスを取るということが、本当に、非常にこの新しい技術の光と影をどうコントロールをしていくかという点なんだと思いますけれども。今回の法案は、あくまでも生殖細胞、胚が対象ということでございますので、それは確かに各国も禁止をしておりますし、長期的な影響ですとか子孫への続いていく影響などがまだ不明であるということなどから、エビデンスが積み上がっていない状況では禁止だということはよく理解をいたします。
また一方で、おっしゃられたとおり、体細胞に関する研究開発自体については実績も出ていることでございますので、人の命を救う、疾病を治す、あるいは…
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113佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
お答えいたします。
まず、基礎研究に対してのところにつきましては、文部科学省の政府参考人からお答え差し上げたとおり、今までは指針に基づいて行っている、今回の法規制によって法的な位置づけが明確になる、こういう性格を有する法律になります。
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- (上の発言)
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豊田真由子(参政)
まさに技術の進展度合いというのは日進月歩でございますので、それのきちんと情報を収集してキャッチアップをするということが極めて大事でございます。それは国内だけではなくて、国外も含めまして、こういった進展を常に把握するように努めていただき、そしてまた、事実に基づいて迅速に、今駄目にしていても、これが有効であって安全であるとなれば、禁止の対象から外すことも必要だと思いますので、ブレーキとアクセルを、今の状況がどんどん変わっていくんだという前提で、フレキシブルな御対応をいただきたいというふうに思います。
次に、臨床研究についてお伺いをいたしたいと思います。
これは浜地議員からも御指摘ありましたけれども、ミトコンドリア核置換術。ミトコンドリア病、これは難病指定されておりますが、我が国におきましても約千五百人ほどの方がこの指定を受けていらっしゃる。そして、軽くて症状が出ない、あるいは、ちょっと出ていてもこの難病だと気づかないという方は結構たくさんいらっしゃるというふうに伺っております。
そうした中で、遺伝的なものもありまして、ミトコンドリア病の方がお子様を持ちたいと思われたときに、この生殖細胞、胚の段階でミトコンドリアを入れ替えるということをすれば、理論的には生まれてくるお子さんがミトコンドリア病にならない可能性が高いということもあって、これも大いに期待をされるところではないかと思うんですが。
具体的には、このミトコンドリア核置換技術は、英国、オーストラリアでは既に臨床応用できる法的枠組みとなっているというふうに承知をしているんですけれども、我が方においては、今回この法案が成立した際の、このミトコンドリア核置換術は、禁止対象であるゲノム編集技術等に該当して駄目だということになるのかをちょっとお伺いをしたいと思います。
115佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
お答えいたします。
最終的には政令の段階でのお答えを差し上げることになりますが、今までの議論の過程においては、規制の対象になるものでございます。
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豊田真由子(参政)
そうすると、ここでやはり国際的に見たときのそごが生じる。英国、オーストラリアではいいんだけれども、日本では駄目だということの判断の違いが何だったのか、ちょっと更問いになってしまうんですが、お伺いできますでしょうか。
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117佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
お答えいたします。
まず、今回の法規制を議論いただいている過程の中で、大前提にあるのは、科学技術的な不確定性、そして、社会倫理的にまだ十分に国民的な合意がなされていない、その前段の部分において、科学技術的なところの中で、ミトコンドリア核置換術、確かに、先ほど来にありました英国のレポート、豪州での状況というのがありますが、これに関しては国際的にもう確立されていてというものにはまだ至っていない、だから、広く規制の対象の中に含める、こういう検討過程でございました。
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