ありがとうございます。
私がちょっと今問題提起をさせていただきましたのは、先ほども申し上げたように、研究開発、技術開発というものは、やはり我が国においても進めていかなければならない、萎縮させてはならないと思います。
その上で、やはり、その分析技術、解析技術をどのような分野に、どのような使途に利用するのか。この部分については、今我々が想像し得ない用途もこれから出てくるかもしれませんし、私ですら容易に想像できる分野として、やはり、いわゆる不妊治療時の好ましい遺伝子の選択みたいなところに利用される可能性は考え得るだろうと思っていますので、これは今、我が国の中に明確なガイドラインであったり、あるいは規制であったり、そういったものはないということですので、この法案が成立した暁には、こうした分野の検討についても厚生労働省の中で是非研究をしていただきたいと思います。
続いて、次の質問に移ります。
今、少し優生思想についての懸念も表明させていただきましたけれども、次はこの法案の政策的中立性について伺います。
ヒトゲノム編集に関する議論では、病気や障害を減らすという表現が、当事者の方々にとっては不安や懸念の源になっていることもまた事実であります。こうしたことを避けるためにも、本法の運用や将来の見直しに際して、特定の疾病や障害、身体的特徴について誤解を与えることがないよう、政府はどのように政策の中立性を確保するんでしょうか。
具体的には、障害当事者や遺伝性疾患の患者、御家族、生殖補助医療の利用者などを、この審議会などの意思決定プロセスに参加する仕組みなどを設ける考えがあるのか、そのことについてお考えをお聞かせください。
89佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
お答えいたします。
まず、今の法律のたてつけにおいては、少なくとも、エンハンス目的であれ治療目的であれ、臨床応用につながるような研究、ましてや臨床の実装については規制の対象としているという言い方になりますので、これは、基礎的研究については届出の上、一方で、その先については全て一律に規制をするという意味でのお答えでございます。
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浅野哲(国民)
分かりました。ありがとうございます。
更問い、最後、三問目なんですが、私、先ほどの沼崎委員の指摘はごもっともだと思っていまして、それを規制するということですので、エンハンス目的だろうが治療目的だろうが、今の時点では規制をするというのは理解ができました。
その上で、問題提起にもなるかもしれません。ゲノム編集ができるということは、その対象となる遺伝子情報、塩基配列が、どのような事象につながるのか、どのような病気や障害につながるのかという因果関係がある種証明された状態でなければ、ゲノム編集という行為には至りません。ということは、分析技術、解析技術が一定程度…
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91佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
お答えいたします。
先ほど浜地委員から、まさに全ゲノム解析を進めようという、いわゆる通称GeMJの御質疑をいただきました。
このように、少なくとも、ゲノム情報で、それにひもづく臨床情報や身体的特徴の情報によって、どのゲノム情報がどのような最終的な発現型になるのか、この研究そのものについては、基本的には何ら規制はかかっていないものと承知しております。
ただ、これを利用していく過程の中で、これも先ほど御指摘いただいたような、様々な法との関係の中で、それをどのような形で二次利用をしていくのかということについては、当然、関連法との関係がありますが、委員御指…
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- (上の発言)
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浅野哲(国民)
ありがとうございます。
私がちょっと今問題提起をさせていただきましたのは、先ほども申し上げたように、研究開発、技術開発というものは、やはり我が国においても進めていかなければならない、萎縮させてはならないと思います。
その上で、やはり、その分析技術、解析技術をどのような分野に、どのような使途に利用するのか。この部分については、今我々が想像し得ない用途もこれから出てくるかもしれませんし、私ですら容易に想像できる分野として、やはり、いわゆる不妊治療時の好ましい遺伝子の選択みたいなところに利用される可能性は考え得るだろうと思っていますので、これは今、我が国の中に明確なガイドラインであったり、あるいは規制であったり、そういったものはないということですので、この法案が成立した暁には、こうした分野の検討についても厚生労働省の中で是非研究をしていただきたいと思います。
続いて、次の質問に移ります。
今、少し優生思想についての懸念も表明させていただきましたけれども、次はこの法案の政策的中立性について伺います。
ヒトゲノム編集に関する議論では、病気や障害を減らすという表現が、当事者の方々にとっては不安や懸念の源になっていることもまた事実であります。こうしたことを避けるためにも、本法の運用や将来の見直しに際して、特定の疾病や障害、身体的特徴について誤解を与えることがないよう、政府はどのように政策の中立性を確保するんでしょうか。
具体的には、障害当事者や遺伝性疾患の患者、御家族、生殖補助医療の利用者などを、この審議会などの意思決定プロセスに参加する仕組みなどを設ける考えがあるのか、そのことについてお考えをお聞かせください。
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、この法案を議論した審議会の議論の整理におきましては、ヒト受精胚等に遺伝子操作を加えることによる子孫や社会への影響については、ゲノム編集技術等を受精胚等へ適用しなければ自らの子に疾患が引き継がれるという問題に直面をしている当事者のみならず、国民一人一人の認識が異なることが想定をされるとされております。また、そのため、当該技術を用いたヒト受精胚等の臨床利用を検討するためには、国民に対して十分に周知をした上で、国民的理解を得ながら議論を進める必要がある、そのような見解をいただいております。
今後、国民的な理解を得ながら議論を進めていくという上で、御指摘…
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浅野哲(国民)
是非、当事者の方々の意見を取り込めるような仕組みづくりの中で政策推進をしていただきたいと思います。
続いて、第五問目、こちらも大臣に伺います。
政府のゲノム医療施策に関する基本計画では、がんや難病などを対象としたゲノム医療の推進と、倫理的、社会的課題への対応、患者、市民参画、データの適正な管理が包括的に位置づけられています。本法はその中でもヒトゲノム編集胚等の取扱いという特にセンシティブな領域を対象とする個別法ですが、現場から見れば、複数の計画や指針が縦割りで存在しているように見えており、制度全体が分かりにくくなっています。
そこで、本法の施行状況…
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、ゲノム医療基本計画は昨年十一月に閣議決定をしております。この基本計画が今後も政府の総合方針として適切に機能することが必要でありますので、まずは、記載された施策の進捗状況、これを定期的にフォローアップをしていくこととしております。
また、基本計画の改定ということも今後考えられますが、本法案が成立した場合の施行状況、それも含めましたゲノム医療に関する様々な課題、方策、こうしたものを丁寧に検証して次期改定に臨んでいきたいと考えているところであります。
また、周知についてのお尋ねもございました。ゲノム医療を適切に推進するためには、研究者、医療関係者、こ…
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