佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官

2026年6月12日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 85 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 156 発言)

お答えいたします。

まず、これは議論の過程も含めての御紹介を含めてのお答えにしたいと思います。

まず、先ほど来申し上げております厚生科学審議会等三省庁での合同の会議では、議論の整理の中でこういう書かれ方をしております。ヒトゲノム編集胚等の臨床利用の容認の可能性に関し、今御指摘の能力向上目的、いわゆるエンハンス目的に関して、エンハンス目的に利用される可能性についても、許容するのかについての国民的議論がなされていない。まず、国民的議論がなされていないということをもって、現在、社会的、倫理的にこれは未成熟、よって、この点からもヒトゲノム編集胚の編集技術を法的規制の対象にするということもございます。

今申し上げた観点を含めて、じゃ、今後でございますけれども、まずは、我が国と諸外国での検討状況、科学技術の進捗なども踏まえて、これはつまるところ、社会的受容性、国民の皆さんが、どれだけ治療目的、そしてエンハンス目的ということが想定される中で受容されるのか。

まず、科学技術的なことのみならず、社会的受容性、社会的、倫理的な、このことを確認しながら、今後の、五年以内見直し規定もありますので、こうしたことを確認しながら、医学、自然科学、生命倫理、法学等の専門家に加え、だからこそ、報道関係者や患者団体の方も交えながら、この観点から今後も議論を継続していきたいと考えております。

以上を整理いたしますと、エンハンス目的と治療目的を分けているかということについては、まず、現時点においては、いずれに対しても規制をする。将来的にどうやっていくのかというのは、過程の中での社会的受容性を見ながら、いずれ、それに基づいての整理をしての検討対象になっていくということになります。

前後のやりとり

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