自由民主党の金澤結衣です。
二回目の質問の機会をいただき、与野党理事の皆様始め、関係者の皆様に感謝申し上げます。
平成三十年、中国においてゲノム編集ベビーの誕生が報告され、世界中で大きな倫理的議論が巻き起こりました。
本法律案は、ヒトゲノム編集胚等の人又は動物の胎内移植を禁止し、違反者に罰則を設けるものであり、生命倫理や安全性の観点から、個体産生につながる行為を明確に禁止する法整備は重要であると考えます。
一方で、ゲノム編集技術は、遺伝性疾患や難病の克服につながる可能性を持つ、極めて有望な技術でもあります。
私は、学生時代に、神経細胞に関する研究に携わってまいりました。今日の基礎研究が十年後、二十年後の未来を変えることも少なくありません。本日は、科学技術の発展を止めることなく、生命倫理との両立をどのように図っていくのか、その観点から質問させていただきます。
まず、本法律案が研究活動に与える影響について伺います。
本法律案では、個体産生につながるおそれがないものについては、政令で定める要件に該当する場合に限り適用除外とされています。我が国の生命科学分野における研究力を維持向上していくためにも、必要な基礎研究が過度に萎縮することは避けなければなりません。今回、生命科学や生命倫理の研究者の方々からお話を伺いましたが、基礎研究に十分配慮した制度設計ではないかとの評価が多く聞かれました。
基礎研究は国際的な競争の中で進められており、我が国だけが過度に厳しい規制となれば、研究者や研究開発拠点が海外流出し、日本の国際競争力の低下につながることも懸念されます。基礎研究実施の要件や届出制度、適用除外の考え方について、諸外国の法制度とどのような比較検討を行ったのか、研究力や国際競争力の維持への影響について、議論の経緯をお聞かせください。
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大串正樹(自民)
これより会議を開きます。
内閣提出、ヒトゲノム編集胚等の取扱いの規制に関する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として文部科学省大臣官房審議官生田知子君、厚生労働省大臣官房長宮崎敦文君、大臣官房危機管理・医務技術総括審議官佐々木昌弘君、大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官森真弘君、医薬局長宮本直樹君、社会・援護局長鹿沼均君、保険局長間隆一郎君、経済産業省商務情報政策局商務・サービス政策統括調整官江澤正名君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者…
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2
大串正樹(自民)
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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3
大串正樹(自民)
これより質疑に入ります。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。金澤結衣君。
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- (上の発言)
4金金澤結衣(自民)
自由民主党の金澤結衣です。
二回目の質問の機会をいただき、与野党理事の皆様始め、関係者の皆様に感謝申し上げます。
平成三十年、中国においてゲノム編集ベビーの誕生が報告され、世界中で大きな倫理的議論が巻き起こりました。
本法律案は、ヒトゲノム編集胚等の人又は動物の胎内移植を禁止し、違反者に罰則を設けるものであり、生命倫理や安全性の観点から、個体産生につながる行為を明確に禁止する法整備は重要であると考えます。
一方で、ゲノム編集技術は、遺伝性疾患や難病の克服につながる可能性を持つ、極めて有望な技術でもあります。
私は、学生時代に、神経細胞に関する研究に携わってまいりました。今日の基礎研究が十年後、二十年後の未来を変えることも少なくありません。本日は、科学技術の発展を止めることなく、生命倫理との両立をどのように図っていくのか、その観点から質問させていただきます。
まず、本法律案が研究活動に与える影響について伺います。
本法律案では、個体産生につながるおそれがないものについては、政令で定める要件に該当する場合に限り適用除外とされています。我が国の生命科学分野における研究力を維持向上していくためにも、必要な基礎研究が過度に萎縮することは避けなければなりません。今回、生命科学や生命倫理の研究者の方々からお話を伺いましたが、基礎研究に十分配慮した制度設計ではないかとの評価が多く聞かれました。
基礎研究は国際的な競争の中で進められており、我が国だけが過度に厳しい規制となれば、研究者や研究開発拠点が海外流出し、日本の国際競争力の低下につながることも懸念されます。基礎研究実施の要件や届出制度、適用除外の考え方について、諸外国の法制度とどのような比較検討を行ったのか、研究力や国際競争力の維持への影響について、議論の経緯をお聞かせください。
5佐佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官
お答えいたします。
まず、経緯ですが、委員御指摘の平成三十年の中国の事例を踏まえ、速やかに、政府では翌年からまず科学技術・イノベーション会議、そして三府省の四つの専門委員会、審議会で議論をしました。
その間に諸外国との比較を行いました。諸外国、米国、中国、欧州の一部の国になりますが、まず、ヒトゲノム編集胚等を用いる基礎的研究は原則として認められている中で、臨床応用は禁止されているという状況でございました。
よって、委員御指摘のとおり、基礎的研究の国際競争力の維持は重要であるため、これらとの国際的な均衡は保たれているというふうに考えております。
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6金金澤結衣(自民)
ありがとうございます。
生命科学やゲノム研究は、将来の医療や産業を支える重要な基盤です。科学技術の発展と倫理的な配慮を両立させながら、我が国が研究分野で世界をリードしていけるよう、適切な制度設計をお願いいたします。
次に、患者の視点から伺います。
日本のゲノム医療の一つに、がんゲノム医療があります。令和元年にがんゲノムパネル検査が保険適用となって以降、がんゲノム情報管理センターに登録された患者数は今年三月時点で十二万例を超えています。当初は高度な医療として位置づけられたがんゲノム医療も、今後は広く国民に届けていくべき段階に来ていると考えます。
そ…
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7間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
大きく二点、御質問いただいたと思います。
まず、エキスパートパネルに関してですけれども、がん遺伝子パネル検査については、診療報酬上、得られた情報を適切に解釈した上で診療に活用する必要がありますことから、これまで、多職種の専門家による検討会であるエキスパートパネルの実施を、委員御指摘のとおり、全例に対して求めておりました。
これに関して、医療者の負担軽減と患者への結果伝達の迅速化のため、関係学会からのエキスパートパネルを省略できる条件を検討すべきとの提言等を踏まえまして、今回の令和八年度診療報酬改定におきましては、検査の結果、薬事…
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