野口晴子早稲田大学政治経済学術院教授

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 55 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 100 発言)

御質問いただき、どうもありがとうございました。

私もちょっと現場のことは余り知見がないので何とも申し上げられないんですけれども、実は私も、母を十五年間ぐらい遠距離介護をしていたんですけれども、そのとき、やはりグループホーム等々、非常に介護をやっていらっしゃる皆さんにお世話になりました。

そのときすごく思いましたのが、やはり、我々利用者とホーム、要するにサービス提供者の間に、物すごく情報の非対称性がある。やはり我々から見ていると、どの選択肢がどういう内容のサービスを提供していて、どういうクオリティーなのかというのが全く見えないんですね。

ですので、私が、現場のことがよく分かっていないんですけれども、皆さんと一緒に母を地域でみとった経験からすると、もちろんコミュニケーションも重要だと思うんですが、一つは、やはり、データによって徹底的に第三者が質についていわゆる検証を行っていく、それが非常に重要だと思います。

実は、日本には、介護DB、ナショナルデータベースという、世界に冠たる、世界にこんなデータはないです、そういったビッグデータがもうあって、日本中の要介護者あるいは患者さんたちの情報がそこに詰まっています。最初は何か個人情報の保護の観点から非常に大変だったんですけれども、そういった情報を今から先、フル活用して、やはり第三者、要するに公的な機関がしっかりとサービスの提供内容のパターンとクオリティーをチェックしていく。それを現場に戻す。お互いに、現場に戻して、それを現場も改善の要するに資料にする、そういった、いわゆるデータに基づいたやはり現場の運用というのがこれから必要になってくるというふうに思います。

以上です。

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